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あなたの燃える手で

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花散る午後


奈津子はいつしかバスローブから両腕を抜き、左手は胸の紅い実を、そして右手の2本の指はバラの蜜壺に深々と入れられ、その蜜を掻き出すように動いている。そして指先は、自分自身しか知らないGスポットを探り当て、ジワジワと刺激していった。熱いバラの蜜がネットリと指に絡みつく。
「はぁぁっ、あっ、いっいいぃ~。あぁ、あぁぁ。あっあっあぁぁ~」

仮面の女たちに囲まれ、奈津子は羞恥の極みにあった。
こんなに明るい部屋で同性に見られることの恥ずかしさ。おそらく彼女達は自分自身のものと比べているに違いない。その形、色、大きさ。そして彼女たちはその濡れ具合と感度を確かめに掛かった。
一人の女が奈津子のバラの花びらを拡げたまま押さえ、ソコに別の女の指がゆっくりと入ってきた。
(ああぁっ、いやぁ。やめてぇ)
しかし女は微笑みながら指を根元まで入れると、中でくねらせながらその感触を味わっている。別の女は胸の紅い実に顔を近づけ、真っ赤な唇からヌメヌメと光る舌を伸ばし、今にも舐めようとしている。また別の女は奈津子の顔を両手で挟みつけると、その唇に自分の真っ赤な唇を寄せていった。
(いやぁ、いやぁ、やめてぇ、お願いぃ。やめてぇ)
悶える奈津子を余所に、また別の女が反対の胸にしゃぶりついた。口の中で紅い実を転がし、吸い上げては舌先で弄んでいる。

奈津子は完全に右の指先にGスポットを捉えた。左の指先で肉豆の皮を剥き、丸裸になった肉豆をそのまま指先に挟んだ。左の指先で肉豆を固定しておいて、右の指先で快感スポットを擦りながら、そのまま飛び出した肉豆を擦り上げた。同時に2ヶ所から快感の波紋が生まれ、共鳴しながら全身に広がっていった。

奈津子の体に女たちが絡みついた。舌で全身を舐め回しながら、指先で愛撫を繰り返している。足首の戒めが解かれると、2人の女に両膝の裏に腕を入れられ、それぞれ脚を拡げながら持ち上げられた。別の女が舌を伸ばし、バラの蜜を音を立てて啜り上げた。脚を持ち上げた女が手を伸ばして肉豆を剥き上げる。すると蜜を啜っていた女が肉豆を舌先で嬲りだした。奈津子の口には柔らかな舌が入り込み、ネットリと舌に絡みついてくる。また別の女は奈津子の脇の下をネットリと舐め上げ、ブルブルと震える腕を押さえ付けながら舌先でチロチロと擽り続けた。
(あぁ、いやぁ、やめてぇ。だめぇ、だめぇ、いやぁぁ~)
別の女が奈津子のアナルを指先で押し広げみんなの前に晒すと、他の女の目がアナルに注がれた。
(いやぁ、見ないでぇ。いやぁ、いやよぉ。やめてぇお願いぃ~見ないでぇ)

奈津子の全身が強ばり、ベッドの上でその時を迎えつつあった。

Comments 2

マロ  

濃厚な妄想ですねー。(笑)
まだまだ導入部なのに、凄い迫力です。
続きが楽しみです。

2008/01/11 (Fri) 23:37 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさんコメントありがとうございます

この妄想が、ストーリー全体の布石に
なってくると思います。
(*^_^*)

今回は登場人物が過去最多人数なのですが、
頑張って描き分けたいと思います。

2008/01/12 (Sat) 12:10 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土