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あなたの燃える手で

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ロザリオは赤く輝く

† 23
紫苑様は2本の棒を回しながら、わたしの肉豆を筆で責め始めました。
同時に3ヶ所にもたらされる耐え難い痒みと禁断の快感に、わたしは気が狂いそうでした。しかもそのどれもが強い物ではなく、失神はおろか逝くことも出来ないのです。わたしは淫火に焼かれながら、悦楽の園を彷徨ったのです。
「まだ、まだ終わらないのですかぁ。あぁ痒いぃ、痒いぃぃ~痒い痒いぃ~」
「まだですよ。ほぅらっ、この2本の棒をゆっくり出し入れしますよぉ」
「いやぁ、だめぇ。それはっ、あぁっ、それはぁ、それはぁ~いっいやぁ~」
「んん~? 堪らないでしょう。ほぅらぁ、ゆっくりこうして回しながら出し入れするとっ、ああー痒い痒い。ほぅらぁ痒い。この痒さをもっともっと」
「しっ、紫苑様。もう……おかしくなりそうです。あっ、くぅぅ、あぁぁ~」
「まだまだ、この震える豆を筆先でこうしてそぉ~とっ、触ると……」
「あっ、いやぁ、ひぃぃ~痒いぃ~だめっ、やめてっ、やめてくださいぃ」
「ほぅ~らぁ、このまま、じっくりとぉ~。何度も何度も。ああー堪らない」
「あぁ~いっそ、いっそひと思いにとどめを刺してくださいぃ~紫苑様ぁ」
「だめですよ。このままずぅ~と。ほらっ、ほらほらっ。どうですか?」
そして紫苑様は糸に貼り付けたローターをずらし、肉豆に近づけたのです。
「少しだけ触れるようにしましょうねぇ。振動も少し強くしますよ。ほぅらっ
感じるでしょう、痒みと快感を同時に。さらに筆で、ほらっ、ほらほらっ」
「あぁぁ~ひぃぃ~だめぇぇっ、だめっだめっだめぇぇ~。あぁ~やめてぇ」
「ほぅ~らぁ~効く効くぅ。んん~? 剥き出しになった豆が、腫れ上がってもう真っ赤になってますよぉ。じっくりと筆で触ってあげましょうねぇ」
「ひぃぃ~ひぃぃ~。いやぁぁ~もうだめぇぇやめてぇぇ~やめてぇぇ~」
「まだまだ、そぅ~とっ、そぅ~とっ。んん~堪らない堪らない、ほらっ」
「あぁ、いっ、逝きそう、逝きそうですぅ。あぁ、あぁ、逝くぅぅ~」
「逝きそうなのですか? 逝くときにはこれで穢れを払いますよ」
そう言って紫苑様は、3本の蝋燭が灯る燭台を近くに引き寄せました。
「いやっ、いやぁですぅ。あぁぁ~、だめぇだめぇ、あぁっ、逝きそうぅ~」
「どうですか。もう堪えられないでしょう。ほらっ、ほらほらっ。聖なる蝋燭が待っていますよ。ほぅらぁ、ああー痒くて気持ちがいい。ほらぁ、逝きそう。聖なる蝋燭で穢れを浄化してあげましょうねぇ」
痒みも快感も維持されたまま、わたしは昇り始めていました。そこに燃える蝋燭が待っていようと、もう自分は紫苑様のものになっているのです。
「あぁ~逝くぅ、逝くぅ、逝く逝くぅ~あぁ~いやぁいやぁ逝っちゃうぅ~」
「ほぅ~らっ、ほぅ~らっ、逝きそう。真っ赤に腫れ上がったこの豆に、蝋を垂らしますよ。あなたが逝き続けている間中ずぅ~とっポタポタと……」
紫苑様は燭台から蝋燭を1本抜くと、左手に持って構えました。首を上げてそれを見ると、胸のロザリオが蝋燭の炎で赤く輝いています。
もういつでも垂らせるのです。あとはわたしの逝く瞬間を待つだけでした。
「もう、逝きそうですねぇ。んん? ほらっ、ほらっ。いつでもいいですよ」
そしてその時はやってきたのです。それは否応なしに体を突き上げ、わたしは生まれて初めて天に昇る感覚に包まれました。しかもそれはタップリと溜まっていた熱蝋に、肉豆を包まれながら火の玉となって駆け昇っていったのです。
「いやぁ、あぁ逝くぅ、逝くぅ。逝くっ逝くっ、逝っちゃうぅぅぅ~」
「んん~ほぅ~らぁ~。剥き出しのこの豆にタップリと垂らしてあげましょう。ああー熱い熱い。ほぅ~らぁ、まだまだ。もっともっと逝きなさい」
「ひぃぃ~いやぁぁ~、あぁいいぃ。いいぃぃ~。あぁぁ~ひぃぃ~いやぁ」
「ふふふっ、まだまだ、どう? 熱いですか? ほらっほらっほぉ~らぁ~」
「ひぃっ、ひぃっ、あぁぁ~熱いぃ、熱いぃ。あぁっ、ああっ、あぁ~……」
大きな波が引いた時、わたしの肉豆は垂らされた蝋でもう見えなくなっていました。横には微笑みながらわたしを見下ろす、紫苑様が立っていたのです。

Comments 2

マロ  

とうとうロウソクまで・・・。
穢れを祓ってる様には見えないですね(笑
でも春奈にとっては最も望む事なんでしょう。

2007/12/27 (Thu) 09:58 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさんコメントありがとうございます

確かにここまで来ると穢れなんて、
そんなの関係ねぇ~♪ って感じですよね(笑)

春奈と紫苑。めくるめく刻は、
ゆっくりと過ぎ、そして・・・。

2007/12/28 (Fri) 20:21 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土