2ntブログ

あなたの燃える手で

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ロザリオは赤く輝く

† 22
L字形に曲げられたおぞましい棒は、わたしの直腸の奥深くまで入り込んで来ました。そしてL字に曲げた先端が腸壁に触れた瞬間、えも言われぬ悦楽を感じたのです。綿を巻かれている為、腸壁を傷つけることはないようでした。
紫苑様は蜜壺とアナルに差し込まれた棒を両手で摘みました。
「ふふふっ、これを同時に回したどうなるでしょうねぇ」
「いっ、いやぁ。だめです。やめてください。お願いです、紫苑様ぁ」
「しっかり穢れを払うのです。さぁ、回しますよ。ほぅ~らぁ~」
2本の棒がゆっくりと回り始めると、蜜壺では痒さがわたしを苦しめ、アナルの奥では脳天を突き抜けるような禁断の快感がわたしを喘がせます。
「あぁぁ~かっ痒いぃ。あぁっ、だめぇだめぇ。こんなっ、いっいやぁ~」
2本の棒は右に左に気まぐれのように回るのです。その度に新鮮な痒みが生まれ、直腸の奥深くでは、性感の高まった腸壁を棒の先端が引っ掻くのです。
「どうですか? これは。どんなに気持ちよくなっても……ほぉ~らっ。これでは逝けませんよ。ほらっ、ほらっ、ああー堪らないでしょう。ほぉらっ」
「くぅぅ~、だめっ、だめっ、やめてぇ~。あぁぁ、おかしくなるぅ~。お願いですぅ、もう回さないでぇ。ああぁぁ~だめっ、だめぇ~、いやぁぁ~」
「ふふふっ、まだまだ。穢れは払えていませんよ。ほらっ、ほらっほらっ。
限界ですか? ほぅ~らぁ~この辺はどうですか? んん~?」
2本の細い棒が、執拗に痒みと性感を煽るように回り続けています。
「げっ、限界です。紫苑様ぁ。あぁっ、痒いぃだめぇもう堪えられません。」
「まだですよ。堪えきれなくなった体の敏感な部分を、これからじっくりと責め込んでいきますよ。さぁ、これを使いましょうねぇ」
そう言って、紫苑様がベッドの下から取り出した物は、指先ほどのセピア色のローターとテープでした。そのローターを、肉豆に繫がっている糸にテープで貼り付けたのです。それは肉豆から10センチ位のことろでした。そしてローターのスイッチを、お腹の上に置いたのです。
「さぁ、それではスイッチを入れますよ。新たな悪魔があなたを苦しめることになるでしょう。でもそれに堪えなければ、穢れを払うことは出来ません」
紫苑様がスイッチが入れました。直接ローターを肉豆に当てるよりはソフトな振動が肉豆を振るわせます。しかしその微妙な振動は痒みばかりを募らせ、わたしを絶頂に導くにはほど遠い物でした。
「これでは逝くに逝けませんね? でもそれでいいのですよ。聖なる夜というこの最大の機会を逃すわけにはいきません。あなたの穢れを徹底的に払いますよ。覚悟してください」
時間が経っても聖水の効果は全く衰えません。わたしの体も反り返ったまま動かすことも出来ず、肉豆に繋がれた糸は蝋燭の灯りにキラキラと光り、その途中には生み付けられた昆虫の卵のようにローターが貼られています。
わたしの蜜壺とアナルに、あの耐え難い痒みと快感が同時に甦りました。あまりに同時に起こったその感覚に、頭を起こしてわたしが見たものは、紫苑様の左手に挟まれた2本の棒でした。それはそれぞれ別の指の間に挟まれ、その挟んだ指を擦り合わせて棒を回していたのです。
「あぁっ、だめぇだめぇやめてぇ。もういやぁ。あぁ痒いぃ。痒いぃ~」
「そんなに悶えて、まだわたしには右手があるのですよ。右手はこの震える豆を責めるのに使いましょう」
その言葉を口にするまでもなく、右手には既ににあの筆が握られていました。
その筆に重なるように、銀のロザリオが胸元で揺れていたのです。

Comments 2

マロ  

痒みと快感の波状責め。
そして春奈は更なる快感に目覚めそう?
ハードにじわじわってのは一番辛いかもですね。(笑)

2007/12/23 (Sun) 19:13 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさんコメントありがとうございます

ここまで来るとまるで拷問のようですかね(笑)


さぁ、いよいよクライマックスが近づいてきました。
お楽しみに!

2007/12/23 (Sun) 20:12 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土