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あなたの燃える手で

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ロザリオは赤く輝く

† 13
色とりどりのクリスマスのライトアップをされた教会は、まるでお菓子の家を
思わせるようでした。わたしは鉄の門を押し開き、礼拝堂に向かって歩きまし
た。するとどこかで見ていたのでしょうか。礼拝堂の扉が開き、紫苑様が中か
ら微笑みかけていました。
「こんばんは、紫苑様」
わたしは深く頭を下げました。紫苑様はその頭を撫でながら礼拝堂の外に出る
と、扉に鍵を掛けました。今外に出たばかりの紫苑様は、両手を肩に回して少
し寒そうにしていました。首から下げたロザリオも冷たいく光っています。
「こんばんは、春奈さん。さぁ、参りましょうか」
私達は教会の裏にあるあの小屋に向かって歩き始めました。

教会の裏まで来ると、表のライトアップの明かりもここまでは届かず、月明か
りに浮かぶ真っ暗な池の湖面が、底なし沼のように黒光りしています。
私達は敷石を頼りに小屋まで歩いていきました。
小屋の鍵を開け中に入ると、紫苑様はわたしに振り返りました。
「それでは服を脱いで、シャワーを浴びてください」
わたしはコートを壁のフックに掛け、服をシャワー室の横にあるカゴに入れな
がら全裸になりました。紫苑様がドアに鍵を掛けると、冷たい金属音がわたし
の背中越しに届きました。
わたしがシャワーを浴び初めて間もなく、なんと紫苑様が全裸でシャワー室に
入ってきたのです。そして1度わたしに背を向けドアを閉めました。
紫苑様の制服姿しか見たことのないわたしにとって、それは衝撃的でした。
わたしは一瞬で紫苑様の全身に目をやりました。
顎からスッと伸びた首。筋肉質過ぎない二の腕。流れるように伸びた指先。
鎖骨から続く少し大きめの乳首の付いた豊かな胸。それは一時期の張りを失い
つつあるかもしれませんでした。
くびれた腰から続く綺麗な脚は、太股から足首にかけてしなやかな逆三角形を
作っています。
そしてまるで鏡のように白く綺麗な背中。その下の張りがありよく締まったお
尻。脚の付け根の恥毛は、手入れがされているように整っていました。
それら全てが白く透き通るような絹肌に包まれ、柔らかな女性らしいラインを
形作っているのです。そしてその肌に、ロザリオだけが下がっていました。
「春奈さん。わたしが洗ってあげましょう」
「えっ、でもそんなっ」
「いいのですよ。わたしが洗ってあげます。さぁ」
紫苑様はわたしに背中を向けさせると、ボディーシャンプーを塗り付けまし
た。そのネットリした感触に、わたしの蜜壺が潤んでゆくのがわかりました。
それを背中全体に塗り伸ばしてゆきます。そしてお尻。太股の裏から足首
までを塗り、わたしに前を向かせました。
紫苑様が優しく微笑んでいます。
しかしわたしは途中で妙なことに気が付きました。それはボディーシャンプー
の筈が全く泡立たないのです。
「紫苑様、これは。ボディシャンプーですか?」
「いいえ。これはこの間の聖水ですよ。さぁ、今度は前を塗りますよ」
わたしは驚きました。もう、儀式は始まっていたのです。

Comments 2

マロ  

今度はバスルームで・・・。
しかも、胸だけでは終わらないでしょうね。
春奈が壊れちゃわないか心配です(笑)

12の文字化けの件ですが、
やっぱり文字化けして見えます。
私の側の設定の問題かも知れませんね。

2007/12/08 (Sat) 08:25 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさんおはようございます

バスルームは、ほんのオードブルですよ。
料理で言えば、下ごしらえって感じでしょうか?
まずは聖水で下味を付けて・・・。
ここから紫苑は、春奈をじっくりコトコト
煮込んでいきます(笑)
(*^_^*)

そうですか。文字化けしますか。
こちらがMacだからでしょうか?
もしかしたらその辺に、何か原因が
あるのかもしれませんね。

2007/12/08 (Sat) 10:08 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土