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あなたの燃える手で

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バラ屋敷の人々

 第四章:娘のデイジーと家庭教師のミラ

その家庭教師は、デイジーより10センチは背が高かった。
「こんにちは、デイジー」
「こんにちは、えぇっと……、ミラ アンダーソンさん」
「ミラでいいわ。今日からあなたの家庭教師をします。よろしくね」
「はい、デイジー ムーアです。こちらこそ、よろしくお願いします」
デイジーはペコリと頭を下げると、再び上目遣いでミラを見た。
「あのぅ、あたしのコトは……」
「もうデイジーって呼んでるわ」

そんな挨拶を交わしてから、早一ヶ月が過ぎた。
ミラのスタイルは、机に向かうデイジーの隣に椅子を置き、横から彼女のノ
ートを見ながら教えるというモノだった。
そんなある日、デイジーはあるコトに気がつき始めた。それは隣に座る彼女
の距離が近いコト、そして何かにつけ自分の太腿に手を置くコトだった。
それがイヤなワケではない。デイジーとしてはむしろ大歓迎だ。
ある日デイジーは、ミニスカートを履き、彼女の手が置かれるのを待った。
するといつものように机の下で手が伸び、デイジーの生足に触れたのだ。
デイジーは気にしないフリで両足の間隔を少し広げた。
目はあくまで教科書とノートを往復している。ミラの反応が思ったよりない
ので、もう10センチほど間隔を広げてみる。
するとミラの手は、ゆっくりと太腿の内側へと滑り落ちてきたのだ。さすが
にコレで気がつかないフリはできない。
「あっ、あのうミラ……?」
「なぁに? どうしたの? デイジー。あと1問残ってるわよ」
「えっ、えぇ、でも、あのぅ、手が……」
「ん? 手? あぁコレ。気にしなしで」
「でもぉ……」
「そんなに気になっちゃう?」
「はい……」
「ごめんなさいデイジー。あたしね、女の子好きだから。可愛い子見るとつ
い触りたくなっちゃうの。イヤならいいの。今は勉強に集中しないと……」
「そんなっ、イヤじゃないです。むしろ……」
「むしろ?」
「触って欲しいです。あたしも、女の人、好きだから……」
「そうなんだ。それじゃもうチョット……、いい?」
そう言うとミラの手は、更に太腿を滑り下り、股間へと登ってきた。
「スベスベだね、太腿。ヒンヤリして気持ちイイ」
手が太腿の内側を撫で回す。それは時にデイジーのショーツにも触れた。
「あぁん」
しかしミラの手は、それを最後に太腿から "フワリ" と消えた。
「うふっ、ありがとうデイジー。触らせてくれて」
「えっ?」
「さっ、勉強に戻りましょう」
「ミラ……」
「んん?」
「触って……」
「えっ……?」
「もっと触って欲しいの……」

デイジーとミラの熱い視線が絡み合う。それは互いを磁石のように引き寄せ
合い、二つの唇はあっという間に重なった。唇はスグに開き、二枚の舌が蛇
のように絡み合う。
「あぁ、デイジー、可愛いわ。あなたを好きにしたい」
「好きにして……、ミラ」
「イイのね?」
デイジーは黙って頷いた。
「それじゃ今日はもう勉強は終わり。ベッドに行きましょう」

そう言うと、ミラは酷薄に微笑んだ。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土