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あなたの燃える手で

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バラ屋敷の人日

2  
牡丹はシャーロットの部屋に入ると、彼女をベッドに座らせた。

「奥様、宜しければ、マッサージでも。時間はたっぷりございますから」
「あらっ、イイの? じゃ、お願いしようかしら」
「ではベッドにうつ伏せになっていただいて……」
「ありがと、牡丹……」
「あっ、その前に、お召し物を……、マッサージの邪魔になりますので」
「そうね。わかったわ」
シャーロットは薄い衣を脱ぎ捨てると、パンティだけでうつ伏せになった。
両手で枕を抱き、頭を横に向けて向かいの壁の本棚を見ている。
「ソコの引き出しにオイルがあるから、よかったら使って……」
「はい、ありがとうございます。それでは遠慮なく」
牡丹はベッドのサイドテーブルから、瀟洒な瓶を取り出した。
「それでは……」

牡丹は右手のオイルの瓶を傾けた。
左手に"トロリ" と流れ出た透明なソレを両掌に塗り伸ばし、その手をベッタ
リとシャーロットの背中に密着させた。左右の手がヌルヌルと白い背中を隈
なく滑る。
「脚の方にも……」
牡丹は両手にオイルを足し、足首から太ももへとオイルを塗り伸ばした。

「なるほど、突然走ったと言うことで、確かに凝っておられるようですね」
「そうでしょう。これが俗に言うパンパンって奴でしょう?」
「はい。お辛いですか? すぐに解しますから」
一通りオイルを塗り終えると、牡丹は足首から握り込むようにして解し、下
から上へと流すように掌を滑らせた。
「ホントに上手なのね牡丹…とっても気持ちイイわ」
「ありがとうございます……。痛くありません?」
「えぇ、そのままで大丈夫よ」
「まぁ、ふくらはぎがこんなにカチカチ……」
掌はふくらはぎから膝裏、そして太ももの裏へと上がっていく。
「もう少し脚を広げて頂いて……」
牡丹の言葉に、脚が肩幅くらいに広がった。しかし牡丹は足首を掴み、脚を
更に広げ、自分がその脚の間に進み出た。
「太ももの裏もかなり……」
ボタンの指は、指圧するように押してはお尻へと凝りを流していく。指圧す
る指はお尻へと近づき、流す指は太ももの内側へと入っていく。
そして指は、シャーロットの双丘へと上がった。
「あらっ、お尻もこんなに凝って……」
「お尻も……?」
「はい、足の凝りの影響だと思います。ここもよく解しておかないと……」

牡丹の10本の指が、パンティーの上から柔肉に突き刺さる。そして指は二つ
の丘を割り開くように左右に分かれた。
「あぁ~ん、牡丹、そんなコトしたら……」
「したら……、なんです?」
「み、見えちゃうじゃない」
「見えても女同士ですから、それに奥様の方がお若くいらして……」
「そう言う問題じゃ……、ないでしょう」
「一層のコト、パンティーも脱いで頂いて……。ちょうど邪魔になってきた
ところですし……。その方が諦めもつくんじゃございません?」

牡丹は膝立ちになると、シャーロットのパンティを引き下ろし、足首から抜
いてしまった。そして改めて脚を開かせ、その間に座り込んだ。

牡丹の瞳の鬼火は、一層輝きを増して燃え上がっていった。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土