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あなたの燃える手で

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ロザリオは赤く輝く

† 9
わたしの乳首はもはや、快感の温床のようになっていました。
自分の意志とは裏腹に、熱く疼く体に強制的に与えられる快感の中でわたし
は、1秒でも早く達してしまいたいと思っていました。たとえそれが悪魔に屈
することになっても。
「もう逝きたくて堪らないのでしょう? 春奈さん。可哀想に……」
「あぁぁ~お願いですぅ~もう堪えられません。逝かせてくださいぃ~」
「ああ、可哀想に。でもそれはできません。まだまだ諦めてはいけませんよ。
ほらっ、ほらっ、これに、この責めに堪えるのです。そしてわたくしと一緒に
穢れを払うのです」
紫苑様の執拗なまでの乳首責めに、わたしは上り詰めていきました。それが悪
魔のなせる技だとしても、わたしには抗うことは出来ませんでした。
紫苑様は悶えるわたしを見下ろすと、ゆっくりと上品な物言いで言いました。
「逝きそうなんですね。春奈さん。でもそうはいきませんよ。あなたはまだま
だ悶えることになるでしょう」
「ああぁぁ~いやぁ。紫苑様。お願いです。逝かせて……逝かせてください」
「まだだめですよ。わたしがしっかりと見ていますからね。あなたと悪魔の戦
いを。それにはもっと悪魔を目覚めさせないといけませんね」
紫苑様はわたしの敏感に成りきった乳首にその卑猥な唇を近づけました。
首から下がったロザリオが、わたしの胸元で横たわります。
心なしかわたしには、その時の紫苑様の顔に、酷薄な微笑みを見たような気が
しました。
そして紫苑様はわたしの乳首をその口に含むと、強く吸い上げました。吸い上
げながら顔を上げるようにして乳首を引っ張り上げ、やがて限界に達した乳首
は唇の間から飛び出したのです。
「あっ、ああぁっ、うぅ~ん」
「どうですか?」
その愛撫によってわたしの乳首は更に硬くなり、敏感になったようでした。
それを見計らったかのように紫苑様は、今度は舌先で乳首を転がすように弄ん
だのです。
「ああぁぁん。ああっ、ああっ、あっあぁぁ~。あぁ~いいぃぃ~」
「堪らないのでしょう? 今のあなたには堪らない快感のはずですからね」
「あぁぁ~だめぇぇ~。気持ちいいですぅ。ああぁ、紫苑様ぁ。ああっんん」
「まだですよ。まだまだ続けますからね。じっくりと時間を掛けて……」
「あぁぁ~もうぅ、もうぅだめですぅ~もう、逝かせてくださいぃ~」
「これはどうですか? ほらっ、これもいいのでしょう?」
紫苑様はわたしの乳首を甘噛みしたのです。一際鋭い快感が稲妻のように走り
ました。そして噛む力を調節しながら、それを何度も繰り返したのです。
「あぁん。くっくぅぅ~。あっ、あっ、ああっ痛いっ。あぁん。あぁんいい」
「これ位がいいようですね。ほらっ、どうです? んん? 堪らないですか」
紫苑様は一番感じる噛み方を見つけ出すと、それを更に繰り返しました。
「紫苑様。ああっ、くっぅぅ~。お願いです。いっ、逝かせてくださぃあぁ」
「まだです。まだだめです。今度はこっちですよ。ほぉ~らっ」
そう言いながら今度は反対の乳首にその歯を立てたのです。そしてさっきと同
じように、一番感じる噛み方を見つけ出すとそれを繰り返しました。

Comments 2

マロ  

責め?清めの儀式?は激しくなる一方・・・。
悪魔よりも前に紫苑に狂わされちゃいそう(笑)
でも、まだ胸だけですよね。
きっと、まだまだこれからなんでしょうね。

2007/12/01 (Sat) 20:46 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさんこんばんは

そうですね。
これは、お清めという名の責めでしょうか。
(*^_^*)

勿論、だんだんエスカレートしていきますよ。
それは紫苑流のやり方で。
お楽しみに!

2007/12/01 (Sat) 22:28 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土