訪問販売員 梨々香 3
4
百合川梨々香でございます。
今回はまた、わたくしがお話を進めて参ります。
良子様は、薬による乳首の疼きを感じているようでございます。
その疼きは、すぐに猛烈な痒みとなって襲い掛かります。
そもそも痒みというのは、掻くことにより壊れた細胞や神経から、痒くなる
物質が放出されるからだそうでございす。つまり掻くと炎症が悪化し、また
細胞が壊れ余計痒くなる。つまり掻けば掻くほど痒くなるという悪循環が始
まるワケでございます。
この薬は、掻かなくても細胞から痒み物質を放出させ、掻きむしりたくなる
ような猛烈な痒みを生み出します。一度薬が浸透してしまえば、細胞は強制
的に痒み物質を放出し、際限のない痒みを与え続けるのです。
薬が本来の効能を表すまでの間、わたくしはそんな話を良子様にして差し上
げました。
「ねぇ、痒いの。熱が治まってきたら、ホントに痒くなってきたわ」
どうやら、痒み物質の放出が始まったようでございます。
「あぁ痒い、痒い痒い。ねぇ痒いわ、凄く痒い」
「まだまだ、こんなもんじゃ……、今の何倍も痒くなりますわ」
「あぁいやっ、いやっ。ホントに痒い。どんどん痒くなってくるぅ~」
「掻いて差し上げましょうか?」
わたくしは良子様の乳輪を摘んで、乳首を爪の先でカリカリして差し上げま
した。でもそれはほんの二、三回のコト。何故なら、痒いところを中途半端
に掻いて止めると、ソレは痒みを余計増長させるからです。
「あぁっ、いやっ、なんで止めちゃうの? もっと、もっと掻いてっ」
「いかがです? 良子様。痒くて堪らないのに、指一本動かせない気分は」
「どうもこうもないわ。掻いてっ、ねぇお願い掻いて……」
「コレでこのお薬の効能がどういったモノか、よくお分かりいただけたと思
いますが……」
「分かった、よく分かったわ。だから掻いて、乳首を描いてっ、お願い」
「それでは、こういうのはいかがでございましょう」
わたくしは良子様の乳首に口を近づけると、その痒みの塊と化した乳首を、前歯で挟み込み、ゆっくりと噛み付いていったのございます
「あぁぁ~、いいぃ、いいわぁ、それいいぃ~」
痒いところに痛みを与える。それは痛みが痒みを鎮めることになります。同
時にいつも以上の痛みでもソレは快感に……。なにしろ場所が乳首でござい
ますから、わたくしつい舐めたりしゃぶったり……。
このお薬、原液での使用が原則でして、少しでも薄まれば効力は半減してし
まいます。そしてソレは唾液でも。乳首の薬を舐め取りながら、唾液で薄ま
ったお薬は、わたくしを痒くすることは無いのでございます。
だからわたくしは安心して、乳首を責め嬲ることが……。
これはもちろんアソコでも同じ道理でございます。
お薬を舐め取っても、浸透した分はどうしようもございません。こういう時
のために、中和剤的なお薬があります。わたくしはそれを乳首に塗り、痒み
を消したのでございます。
「いかがでございました? このお薬は……」
「びっくりしたわ。まさかこんなに痒くなるなんて。もう気が狂いそう」
「左様でございましたか。それはよろしゅうございました」
わたくしは良子様に見えるように、もう一度痒み薬の容器を手にした
のでございます。
百合川梨々香でございます。
今回はまた、わたくしがお話を進めて参ります。
良子様は、薬による乳首の疼きを感じているようでございます。
その疼きは、すぐに猛烈な痒みとなって襲い掛かります。
そもそも痒みというのは、掻くことにより壊れた細胞や神経から、痒くなる
物質が放出されるからだそうでございす。つまり掻くと炎症が悪化し、また
細胞が壊れ余計痒くなる。つまり掻けば掻くほど痒くなるという悪循環が始
まるワケでございます。
この薬は、掻かなくても細胞から痒み物質を放出させ、掻きむしりたくなる
ような猛烈な痒みを生み出します。一度薬が浸透してしまえば、細胞は強制
的に痒み物質を放出し、際限のない痒みを与え続けるのです。
薬が本来の効能を表すまでの間、わたくしはそんな話を良子様にして差し上
げました。
「ねぇ、痒いの。熱が治まってきたら、ホントに痒くなってきたわ」
どうやら、痒み物質の放出が始まったようでございます。
「あぁ痒い、痒い痒い。ねぇ痒いわ、凄く痒い」
「まだまだ、こんなもんじゃ……、今の何倍も痒くなりますわ」
「あぁいやっ、いやっ。ホントに痒い。どんどん痒くなってくるぅ~」
「掻いて差し上げましょうか?」
わたくしは良子様の乳輪を摘んで、乳首を爪の先でカリカリして差し上げま
した。でもそれはほんの二、三回のコト。何故なら、痒いところを中途半端
に掻いて止めると、ソレは痒みを余計増長させるからです。
「あぁっ、いやっ、なんで止めちゃうの? もっと、もっと掻いてっ」
「いかがです? 良子様。痒くて堪らないのに、指一本動かせない気分は」
「どうもこうもないわ。掻いてっ、ねぇお願い掻いて……」
「コレでこのお薬の効能がどういったモノか、よくお分かりいただけたと思
いますが……」
「分かった、よく分かったわ。だから掻いて、乳首を描いてっ、お願い」
「それでは、こういうのはいかがでございましょう」
わたくしは良子様の乳首に口を近づけると、その痒みの塊と化した乳首を、前歯で挟み込み、ゆっくりと噛み付いていったのございます
「あぁぁ~、いいぃ、いいわぁ、それいいぃ~」
痒いところに痛みを与える。それは痛みが痒みを鎮めることになります。同
時にいつも以上の痛みでもソレは快感に……。なにしろ場所が乳首でござい
ますから、わたくしつい舐めたりしゃぶったり……。
このお薬、原液での使用が原則でして、少しでも薄まれば効力は半減してし
まいます。そしてソレは唾液でも。乳首の薬を舐め取りながら、唾液で薄ま
ったお薬は、わたくしを痒くすることは無いのでございます。
だからわたくしは安心して、乳首を責め嬲ることが……。
これはもちろんアソコでも同じ道理でございます。
お薬を舐め取っても、浸透した分はどうしようもございません。こういう時
のために、中和剤的なお薬があります。わたくしはそれを乳首に塗り、痒み
を消したのでございます。
「いかがでございました? このお薬は……」
「びっくりしたわ。まさかこんなに痒くなるなんて。もう気が狂いそう」
「左様でございましたか。それはよろしゅうございました」
わたくしは良子様に見えるように、もう一度痒み薬の容器を手にした
のでございます。