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あなたの燃える手で

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訪問販売員 梨々香 3

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百合川梨々香でございます。
今回はまた、わたくしがお話を進めて参ります。

良子様は、薬による乳首の疼きを感じているようでございます。
その疼きは、すぐに猛烈な痒みとなって襲い掛かります。
そもそも痒みというのは、掻くことにより壊れた細胞や神経から、痒くなる
物質が放出されるからだそうでございす。つまり掻くと炎症が悪化し、また
細胞が壊れ余計痒くなる。つまり掻けば掻くほど痒くなるという悪循環が始
まるワケでございます。
この薬は、掻かなくても細胞から痒み物質を放出させ、掻きむしりたくなる
ような猛烈な痒みを生み出します。一度薬が浸透してしまえば、細胞は強制
的に痒み物質を放出し、際限のない痒みを与え続けるのです。
薬が本来の効能を表すまでの間、わたくしはそんな話を良子様にして差し上
げました。

「ねぇ、痒いの。熱が治まってきたら、ホントに痒くなってきたわ」
どうやら、痒み物質の放出が始まったようでございます。
「あぁ痒い、痒い痒い。ねぇ痒いわ、凄く痒い」
「まだまだ、こんなもんじゃ……、今の何倍も痒くなりますわ」
「あぁいやっ、いやっ。ホントに痒い。どんどん痒くなってくるぅ~」
「掻いて差し上げましょうか?」
わたくしは良子様の乳輪を摘んで、乳首を爪の先でカリカリして差し上げま
した。でもそれはほんの二、三回のコト。何故なら、痒いところを中途半端
に掻いて止めると、ソレは痒みを余計増長させるからです。
「あぁっ、いやっ、なんで止めちゃうの? もっと、もっと掻いてっ」
「いかがです? 良子様。痒くて堪らないのに、指一本動かせない気分は」
「どうもこうもないわ。掻いてっ、ねぇお願い掻いて……」
「コレでこのお薬の効能がどういったモノか、よくお分かりいただけたと思
いますが……」
「分かった、よく分かったわ。だから掻いて、乳首を描いてっ、お願い」
「それでは、こういうのはいかがでございましょう」
わたくしは良子様の乳首に口を近づけると、その痒みの塊と化した乳首を、前歯で挟み込み、ゆっくりと噛み付いていったのございます
「あぁぁ~、いいぃ、いいわぁ、それいいぃ~」

痒いところに痛みを与える。それは痛みが痒みを鎮めることになります。同
時にいつも以上の痛みでもソレは快感に……。なにしろ場所が乳首でござい
ますから、わたくしつい舐めたりしゃぶったり……。
このお薬、原液での使用が原則でして、少しでも薄まれば効力は半減してし
まいます。そしてソレは唾液でも。乳首の薬を舐め取りながら、唾液で薄ま
ったお薬は、わたくしを痒くすることは無いのでございます。
だからわたくしは安心して、乳首を責め嬲ることが……。
これはもちろんアソコでも同じ道理でございます。
お薬を舐め取っても、浸透した分はどうしようもございません。こういう時
のために、中和剤的なお薬があります。わたくしはそれを乳首に塗り、痒み
を消したのでございます。

「いかがでございました? このお薬は……」
「びっくりしたわ。まさかこんなに痒くなるなんて。もう気が狂いそう」
「左様でございましたか。それはよろしゅうございました」

わたくしは良子様に見えるように、もう一度痒み薬の容器を手にした
のでございます。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土