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あなたの燃える手で

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朝の物語


おばさんとのキスを賭けたジャンケン。あたしは1発で負けた。

「おばさんの勝ちね」
「う、うん……」
「それじゃ美緒ちゃん。キスさせて貰うわよ」
「うん」
すると隣に座っていたおばさんが、お尻を浮かしてあたしの方を向いた。
あたしはなんとなく、体を捻っておばさんの方を向く。
「目、瞑って……」
「あぁ、はい……」
目を瞑ると顎の下を押され、あたしは少しだけ上を向かされた。
そしてすぐに、温かくて柔らかなモノがそっと唇に触れた。
その瞬間、あたしは "ビクッ" と震えて……。
するとおばさんの両手が背中に回って、あたしはおばさんに抱きしめられて
しまった。
「好きよ、美緒ちゃん……」
「えっ、あっ」
あたしに答える隙を与えず、唇はまた塞がれた。

 "レイプ" そんな言葉が頭に浮かぶ。
でもこれは、そんなものとは別次元の優しさと温もりを持っていた。
それどころか、嬉しくてずっとこうして欲しかったような気がして、気がつ
くといつのまにか、あたしもおばさんの背中に両手を回してしていた。
女なのに、女同士なのに……。
でもその抗し難い優しさは、あたしを否応なく飲み込んでいく。

「可愛いわ、美緒ちゃん。ねぇ、舌出して見て」
「えっ? 舌?」
そういうキスはもちろん知っていた。でもしたことはない。
「いいから……。ねっ、美緒ちゃん。もっと分かり合えるようになるわ」
「あたしは戸惑いながら、ちょっとだけ舌を出した」
「もっと出るでしょう。できるだけ伸ばしてみて」
おばさんのそんな物言いに、あたしは更に舌を伸ばした……。すると、おば
さんはあたしの舌を、 "チュッ" と吸い込み、その舌に自分の舌をねっとり
と絡めてきた。
自分の舌に絡まるおばさんの舌。でも不思議に嫌な感じはしなくて。
気がつくとあたしは、なんとも言えない安心感に包まれ、自ら口を開いて、
おばさんの舌を深く受け入れていた。
「美緒ちゃん。今度はおばさんに美緒ちゃんの舌を頂戴……」
「う、うん」
あたしはおばさんの唇の間に、恐る恐る舌を差し入れていった。

舌が舌を受け止め、二匹の蛇のように絡み合った。
柔らかな唇に柔らかな舌。さっきまでの安心感に浮遊感が加わって、あたし
は雲の上にいるような気持ちになって、力が抜けて……。そのままぐったり
と椅子にもたれ掛かった。
するとおばさんの片手が、あたしのショートバンツの太ももに置かれた。そ
してそれは両手になって、Tシャツの下へと潜り込んできた。
潜り込んだ両手は、あたしの胸へと這い上ってくる。

「あっ、そんなっ、おばさん、おばさんってばぁ~」


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土