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あなたの燃える手で

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ミセスNに伝言

21
菜月は一人アマデスウスを出た。
そこには菜月に対する失望と、ママに対する贖罪しかなかった。
もう菜月に会うことはないだろう。彼女があの店、『蒼い蟷螂』に来ること
もないハズだ。
そして何日ぶりだろう。奈々は『蒼い蟷螂』のドアを開けた。

「奈々……。来てくれたのね……」
奈々はママと見つめ合いながら、黙って頷いた。
「ということは……、あたしを……?」
「ごめんなさい。あたし……」
「イイのよ、奈々。帰って来てくれればそれでイイの。あたしにはあなたし
かいないの。だから……ねっ」
「うん。ありがとう、ママ」
「奈々、今夜はゆっくりできるの?」
「もちろんよ。ママに可愛がって欲しくて来たんだから」
「まぁ、奈々ったら。それじゃいっぱい可愛がってあげなくちゃね」
「うん。ママ」
ママはカウンターから出るとドアを開け、表にCLOSEDの札を掛けた。

ママはあの人のようなハードなプレイはしない。それはもちろん場所がこの
店内ということもあるけど、多分ホテルに行ってもそうだと思う。
だってママは、あたしを焦らして虐めるのが大好きだからだ。
しかも、あたしの感じるところを的確に責めながら……。
絶頂の寸前で焦らされるのは辛い。辛いけど、あたしはそこにママの確かな
愛を感じることができる。
それは当然、ママが愛情を持って責めてくれているからだと思う。だからあ
たしは、安心してママに身を委ねることができるのだ。
今回のコトで、あたしはそれを再確認した。
そしてあたしは今、心からこの言葉を言うことができる。

「お願いします。どうぞ奈々を心ゆくまで虐めてください。奈々はどんなコ
トでもお使え致します」
「いいわよ。いっぱい虐めてあげる」
「ありがとう、うれしい……。ママ、あたし……」
「イイの、言わないで。それより、指で舌でローターで、それにバイブも使
って……、とことん虐め抜いてあげるから、覚悟しなさい」
「はい、ママ」
「それじゃ服を全部脱いで……」
「はい」
奈々は丸裸になると、ソファに座るママの前に立った。
「足を開いて……。もっと……、肩幅より広く開くの」
「はい」
奈々が脚を開いて立つと、ママの右手がその股間へと伸びた。
「まさか、まだ濡れてないわよねぇ? 奈々」
「えっ? あっ、はっ、はい」
「あらあら、なんだか怪しいお返事ねぇ~」
「濡れて、ないです」
「ホント? 調べればわかるコトよ。もし濡れてたら、お仕置きしましょう
ね。いいわね」
「はい。いいです」
「そう。それじゃ調べてみましょうね。どれどれぇ」
ママの右手、その中指が、奈々の股間の中心に当てられた。そして二枚の花
びらの間にそっと忍び込ませた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土