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あなたの燃える手で

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桃色7Days

13
ー4月7日(水)曇りー

今日、あたしは生まれて初めて告白された。
それも女の子から……。
普通こういうのって男子からって思ってた。でも別に気にしない。
だってあたし、レズビアンだもん。

それは昼休み、あたしがトイレに行った時だった。
1つ年下の『川本亜紀』が、あたしの後から入って来た。
「あのう、明日香さん……」
「なぁに?」
小さな村の小さい分校だから、もちろん彼女のことも知ってるし,話をした
コトだって何度もある。
そんな亜紀ちゃんが、かしこまってなんだろう? って思った……。
すると彼女はこう言ったのだ。
「あのう……、放課後、音楽室に来てくれませんか……」
「音楽室?」
音楽室っていっても、別に普通の教室と変わりはない。どちらかというと、
"楽器が置いてあるから音楽室" といった感じだ。
「来て下さいね」
「う、うん。わかった。行くわ」

というわけで、あたしは双葉屋に少し遅れる旨の連絡をすると、スグに帰ら
ず、友達とおしゃべりをして時間を潰し、頃合いを見て教室を出た。
音楽室へ向かいながらあたしは、スマホでお気に入りのミュージシャンの楽
曲を購入して、好きな漫画の単行本の発売日をチェックして席を立った。、
「そっか、明日発売か。そろそろだと思ったケド、まさか明日とは……。そ
れじゃ本屋に行くのは明日にしてぇ……。あっ、予約した方がいいかな?」
そんなことを考えながら……、単行本の,本のことを考えていたからか。
あたしが辿り着いたのは図書室だった。
図書室は校舎の一番奥。音楽室は入口に一番近い。つまり端と端だ。

「あれっ? 図書室に来ちゃった……」
廊下の窓からは、少し赤味を差した光が差し込んでいる。
「あぁもう、なにやってんだろう」
校舎にはもう生徒は誰もいない。用のない先生も帰っているくらいだ。

だから辺りは割と静まりかえっている。静まりかえっているから、図書室か
らなにやら話し声が聞こえて来ても不思議ではない。
あたしはそんな気はなかった。ホントにそんな気は無かったんだけど、図書
室のドアを数センチ開けて耳を当てた。

「ほらっ、さっさとお尻出しなさい」
「ねぇ、メイ赦して……」
「だめよ。あんなコトも出来ないなんて,ホントに教師失格ねぇ、明里ぃ」

メイ? 明里? それって『黒木メイ』先生と『篠田明里』先生……?
でもあの声は確かにあの二人だ。でも "お尻出しなさい" って、なに?
あたしはまたドアの隙間に耳を当てる。

「ダメな先生にはお仕置きよ。ほらっ、パンティも下ろすの。下ろせない
の。それならあたしが下ろしてあげる」
「あっ、いやっ……」
「うっふふ。今その可愛い白いお尻を真っ赤にしてあげるわ」
「いやっ、お願い赦して……」
そんな篠田先生の声が聞こえた後、すぐに "ペシャン" という、多分あれはお
尻を叩く音……、が聞こえたのです。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土