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あなたの燃える手で

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百合の宿 卍庵

33
あたしの快感のツボに指先をピタリと当てた女将さんは、微笑みながら
あたしの顔を真上から覗き込んだのです。

「ココを指でチョット押すだけで……、ほらっ」
「あぁぁ~、感じる。あぁいいぃ、気持ちいいですぅ」
「じゃぁ、もう少し強く押しますわよ……、ほぉ~らっ」
「あぁぁ、そう、そう、ソコっ、ソコいいぃ~」
「押したままクリクリして上げますわぁ。ほぉ~らっ」
「ひぃっ、あぁぁだめっ、あぁ凄いっ、凄いっ、あぁぁ~逝きそうぅ~」
「このまま強くしていきますわよ。ほぉ~らっ、ほらっほらっ」
「ひぃっ、ひぃっ、あぁぁ~逝くっ、そんなにしたら逝っちゃいますぅ」
「そうそう、そのお顔ですわぁ。あぁ綺麗。ほらっ、もっと強く、もっと
早くしますわよ。ほらっ、まずはこれくらい」
「ひぃぃ~だめっ、だめだめだめぇぇ~、あぁぁ~逝くぅうぅ~」
「まぁ、どんどん綺麗になりますわね。ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ」

女将さんの指はどんどんあたしに快感を送り込んでくるのです。その快感
は全身に広がって、脳味噌まで性感帯になった様に感じるのです。
快感はあたしの中にどんどん溜まっていって、やがて許容量を越えれば、
絶頂となって溢れ出すのです。

「んぁぁ~逝っちゃう、逝っちゃう逝っちゃう逝っちゃうぅぅ~」
「まぁ綺麗……、ほらっ、ほらっほらっほらっ、まだまだじっくりと味わ
って頂きますわ。女の悦楽をイヤっていうほどたっぷり……」
「いやっ、いやですぅ、もう逝かせてっ、もう逝かせてくださいぃ~」
「うふふっ。堪りせんわぁ、その苦しそうなお顔。今から気の遠くなるく
らい焦らして差し上げますわぁ。」


わたくし、申し訳ありませんが指先を動かすだけでございますので、まる
で疲れませんの。
それに対して立花様は、バラ色に染まった全身を震わせて感じておられま
す。その呼吸はハァハァと苦しそうで、額には汗も光っておられす。でも
わたくしにはわかります。それは嵐の前の静けさ。絶頂間近の兆候だと。

「立花様、全身がピンと張り詰めて、硬直して参りましたね」
「逝くぅ、あぁぁ逝くっ、逝く逝くっ」
「うふふっ、ピクピクと痙攣も始まって……、もう直ぐで御座いますね」
「あぁぁだめっ、もう逝くっ、逝く逝くっ、もう逝くぅぅ~」
「なるほど。この動かし方でございますね……」
「ひぃぃ~、逝くっ、逝かせてっ、逝かせてください。あぁ女将さぁん」
「これは逝きそうで御座いますねぇ。あぁー逝く。ほぉ~らっ、ほぉ~ら
っ逝きそう、ほぉ~らっ、ほぉ~らっもっと……」
「ひぃぃ逝くっ、逝くっ逝くっ逝くぅぅ~」
ここにきて、とうとう立花様の背中が仰け反って参りました。
「ほらっ、ほぉ~らっ、コレ。逝きそうで御座いましょう? でも逝けな
い。これが一番堪りませんわねぇ。ほらっ、ほらっ、ほぉ~ら逝けない」
「いやっ、それいやぁぁ~、逝かせて、お願いもう逝かせてぇぇ~」
「ほぉ~らっ、また逝けない。ない。このままじっくりと長時間、焦らし
て参りましょうか」
「まだ焦らす気……? ですか……?」
「もちろんですわ。ここから腰を据えて本格的に取り組みますの。ネチネ
チネチネチといつまでも、いつ終わるとも知れない快感地獄ですわ」
「そんなっ、そんなのいやですぅ~」
「言いましたでしょう? それが生殺しだと……。うふふふっ」

わたくしは本当に、心の底から楽しんでおりました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土