2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

百合の宿 卍庵

29
あたしの泊まる "百合と柘榴の間" 。その寝室で、あたしと女将は全裸で
横になりました。

仰向けになったあたしの横に女将さんが添い寝をして、片手で乳房を触り
ながら唇を重ねてきました。やがて全身が重なって、二人の体がスベスベ
と擦れて、お互いの体温が一つに溶け合っていくのがわかります。
「いいですわね、女同士って」
「はい。一度知ったらもう抜け出せません」
滑らかな肌、柔らかな肉。女同士のフワリとした密着感。この感覚は女同
士でしか味わえない、特に隠微な感覚ではないでしょうか。

長い間舌を絡めあった二人の唇は、やがて糸を引いて離れました。
「今日は女将さんの好きになさってください……」
「まぁ、いいんですの? そんなこと仰って」
「はい。女将さんなら、なんでもお好きな様に」
「まぁ嬉しい。それではお言葉に甘えてたっぷり楽しませて頂いて……」
「どうぞ、気の済むまでお楽しみください……」
「気の済むまで……、そうですわね。徹底的に快感漬けにして、わたくし
無しではいられない体にして差し上げますわ」

女将さんは体を起こすと、あたしの顔を跨いだ膝立ちになりました。
つまり今あたしの顔の真上には、おかみさんのおま○こがあるのです。女
将さんはあたしの顔を見下ろし、腰を突き出す様にすると言いました。
「さぁ、お舐めくださいな。あたくしがいいと舐めて頂きますよ」
「はい」
女将さんの腰がゆっくりと下がり、濡れたビラビラがあたしの口に触れま
す。あたしは目の前の恥毛の向こうに、目を瞑る女将さんの顔を見上げな
がら、ビラビラの真ん中に舌を伸ばしたのです。


あぁ、なんて気持ちいいのでしょう。立花様の舌は平たく広がり、わたく
しの蜜を舐め取り、また舌先を尖らせて、アナルをほじくるように舐めて
るのです。
「あぁぁ~、そう、上手。とっても上手ですわぁ」
「あぁぁ美味しい。女将さんのお露、とっても美味しいです」
「あぁ、いいぃ~。もっと、もっともっと舐めて。そしてわたくしのお露
をもっと……。そう、そう。クリも、クリも舐めてくださいまし。今皮を
剥きますわ」
わたくしはクリの皮を剥きあげると、立花様が舐めやすい様に体の位置を
調節しました。するとすぐに舌先が、ソコをチロチロと小刻みに……。
「あぁぁ~ん、あぁぁ~いいぃぃ~、感じる。感じますわぁぁ~」
立花様は舐めては吸い、吸っては舐めるを繰り返すのです。そのなんて気
持ちの良いこと。
あの人が、立花様があたしのソコを舐めてくれている。そう思うだけでわ
たくしは……。気がつくと、わたくしは夢中で快感を貪っておりました。

わたくし、何故かいつも以上に感じてしまうのです。それはやはり立花様
だから……、でしょうか。
あっ、この人イイと感じる、一目惚れのような親近感。それが立花様を見
た、わたくしの第一印象でした。
彼女に何か惹かれるものを感じ、わたくしは居ても立っても居られず、初
日のヒメユリ、二日目のオニユリと、お邪魔してしまいました。
今にして思えば、その時からこうなるであろう不思議な予感めいたものが
あったような気がします。
わたくしは本当に、心の底から興奮しておりました。そして同時に、彼女
を自分のものにしたい、わたくし無しにはいられない体にしたいと……。
その思いは、わたくしの中に燃えていた炎を青白く変えたのでした。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土