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あなたの燃える手で

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百合の宿 卍庵

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恥ずかしがるヒメユリちゃんを、女将は慣れた手つきで縛り上げました。
その姿は両手を天井の梁にピンと伸ばし、膝上を縛られた片足も上に引き
上げられ、その太腿は床と並行以上に上がっています。
「さぁ、見ていただきなさい、ご主人様に……」
女将は彼女の両肩を持つと、クルリと彼女を反転させのです。

するとあたしの中の可愛いフランス人形は、裸に剥かれた哀れな奴隷人形
となっていたのです。
でもそんな彼女に、あたしはごく自然に言っていました。
「可愛い……」
「よかったわねぇヒメユリ。ご主人様から可愛いと言ってもらえて」
「はい、ありがとうございます」
「さぁ、ヒメユリ。ご主人様によく見ていただきましょうね」
「は、はい」
泣きそうな声で答えるヒメユリちゃん。でもその意味を知るのに時間は掛
かりませんでした。
それは、無いのです。ソコにあるはずの、あの黒い茂みが。

「あらっ、ヒメユリちゃんあなた……、毛が」
「は、はい」
「ヒメユリは生えてこないんですよ。生まれてからずっと今日まで」
「ホントに……、脱毛とかじゃなくて」
「はい。本物のパイパンですわ。でも余計な毛が無い分、色や形がよくわ
かりますでしょう?」
「そうですね。あたし、本物のパイパンなんて初めてです。」
「それは宜しゅうございました。お気に召していただいたようで」
「あぁ、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ……」
そう言ったヒメユリちゃんの顔が、また俯いていきます。でもその髪を引
っ張り、女将がその顔を前に向かせました。

「さぁ、それでは、パイパンもお気に召していただいたところで」
女将はそういうと、ヒメユリちゃんの後ろに回り込みました。
そして両手を前に回すと、股間へと持っていったのです。

「それでは立花様。今からわたくしが、ヒメユリのココをパックリと大き
く、しっかりと開きますので、ごゆっくりとご鑑賞くださいませ」
「えっ? あっ、はい……」
「そんなのいやっ、絶対いやですぅぅ」
この格好で強制的にアソコを開かれ、初対面の人に見られるなんて、考え
ただけでも恥ずかしくなってしまいます。ましてやヒメユリちゃんは人一
倍恥ずかしがり屋なのに……。
「それでは、ご開帳でございます」
女将はヒメユリさんの二枚のビラビラを、左右に大きく拡げたのです。
「さぁ、どうぞ、よくご覧ください」
「あぁっ、いやぁ~見ないでっ、見ないでください……」
「なに言ってるの? ヒメユリ。もう丸見えよぉ。恥ずかしいでしょう、
こんな近くで見られて。恥ずかしくて恥ずかしくて堪らないわねぇ」
「あぁ~、もう見ないでっ、見ないでっ」
「立花様、もっと近くでよくご覧くださいな……」

あぁ、なんでしょう。この感覚は。
今までにない不思議な感覚。これが "S" なんでしょうか?
可哀想で心配で、できれば助けてあげたい。でももっと虐めたい、もっと
辱めてやりたい、そんな嗜虐心が。あたしの中で入道雲のように膨らんで
くるのです。
もし本当にSの自分がいるなら、そんな自分に会ってみたいと、あたしは
思ったのです。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土