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あなたの燃える手で

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訪問販売員 梨々香

19
わたくしが案内されたこの純和風の十畳ほどの和室。
その中央には、見事な天然木のテーブルがありました。
それは巨木を輪切りにしたもので、天然木の歪な輪郭を生かし、波紋のよ
うな年輪が浮かんだ重厚なものです。その表面は鏡のように磨き上げられ
ています。高さはローテーブルくらいです。
その周りには置かれた座布団に、わたくしと彩香さんは桃華さんの方を向
いて座りました。

そんな二人に背を向けて、桃華ちゃんが着物を脱いでいきます。その震え
るような後ろ姿はとても恥ずかしそうです。
しかしそれでも、薄桃色の着物が一枚、また一枚と散っていくのです。

「裸を見られるのが恥ずかしいの? 桃華」
「は、はい。とても……、恥ずかしい……、です」
「そうよねぇ、何しろ今会ったばかりの人ですものねぇ」
「……」
「その人に隅から隅まで、全部見てもらいましょうね」
「あぁ、先生、あたしが恥ずかしがり屋なの知ってて……」
「そうよぉ。決まってるじゃない。見たいでしょう? 梨々香も」
「はい。隅から隅まで見たいです」
「そうよねぇ。桃華はねっ、極度の恥ずかしがり屋なの。あたしに見られ
るのも今だに恥ずかしがるんだから。それに見てるだけで濡れちゃうし」
「まぁ、そんなに。人の視線が感じるんでしょうか」
「ねぇ桃華。あなた、見られてるだけで濡れちゃうのよねぇ」
「あぁ、そんな先生……」
「ほらっ、手を止めずに脱ぎなさい。脱いだらこっちを向くのよ」

やがて全裸になった桃華ちゃんの体には、赤い縄がくっきりと亀甲模様を
作っていたのです。
「まぁ、亀甲縛りの上に着物を……?」
「もうおわかりよね? あたし達の関係……」
「はい。表向きは先生と弟子。でもその裏は、ご主人様と奴隷」
「そうよ。でも梨々香、あなただってこっち側の人間……、でしょう」
「はい。正直この仕事は天職だと思っております」
その言葉で、あたし達は旧知の友のように打ち解けたのです。

「やっぱりね。見ればわかるわ。ねぇ、今日はゆっくりできるの?」
「はい。丸一日」
「よかったわ。それじゃ丸一日、二人で桃華を……、梨々香も楽しんで」
「ありがとうございます」
「さぁ桃華、こっちをお向き」
「で、でもぉ……」
「いいから。こっちをお向き」
「は、はい……」

桃華ちゃんは俯いたまま正面を向きました。
女らしい曲線を持った全身。その柔らかな肉に、赤い縄がしっかりと食い
込んだ様は、年齢よりも彼女を妖艶に見せているようでした。
大きな乳房は縄で縊られ、その張り詰めた乳房の先には、勃起しているか
のような大きなピンク色の乳首が飛び出しています。
しかし何よりも俯いたまま "見ないで" と言わんばかりのその顔が、羞恥
に震えるその体が、わたくしの加虐心に火をつけていったのです。

恥ずかしいの? 今からゆっくりと壊してあげましょうね。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土