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あなたの燃える手で

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バビロンリング

6
我慢の限界を超えた永遠は、羞恥より快感を選んだ。
「触ってください」
「そうだろう、他に誰もいない二人きりなんだ。それが利口だよ」
ドロシアは両手の人差し指と親指を伸ばすと、左右の乳首を同時に "チョン"
と摘んだ。
その途端、永遠の体に快感が生まれた。それは体を走り抜けながら、長く余韻
を引くように染み込んでくる。
「あっ、あぁぁ~、なんて、なんて気持ちいいの」
「そうだろう。いいんだよ。もっと気持ちよくなっても」
ドロシアは摘んだ乳首を解放せず、そのままコリコリと指先で嬲り始めた。
「はぁぁ、あぁぁ~、あぁいい、いいぃぃ~」
快感に快感が重なり、気持ち良さが強まっていく。それはまるで快感というボ
リュームが上がっていくような、音でいうなら音階が高くなっていくような、
そんな無限の振り幅を感じる。
しかも両手を天井に伸ばし、足を床に固定されたこの拘束感と、こんな格好で
好きにされている背徳感が、快感を増長させているのかもしれない。
しかもドロシアは、ボリュームを上げ続けるようにコリコリをやめない。
「あぁぁ、あぁぁ~、あぁいいぃ。あぁぁ~いいぃ気持ちいいぃ~」
「乳首が弱いようだねぇ。んん~、ほぉ~らっ、ほらっほらっ」
「あぁ~、あぁぁ~だめぇ~」
「次はこの舌で……」
するとドロシアは舌を伸ばして見せた。
その舌の長さは通常の長さをはるかに超えている。顎よりも長いのではないか
と思うほどだ。
「な、長い」
「長いだろう。それにとっても気持ちいいんだよ。この舌で舐められると」
ドロシアは永遠と目を合わせながら舌先を乳首に近づけた。
「あっ、あぁっ、あぁっ」
「ふっ、ふっ、ふっ」
舌先が乳首だけに触れ、チロチロと小刻みな往復ビンタを浴びせていく。
「はぁっ、あぁぁ、あぁぁ~」
ドロシアはひとしきり乳首を舌で嬲ると、今度は口に含んでしゃぶり始めた。
「あぁっ、あぁぁん、そんなっ、あぁぁ~」
敏感の極致と化した乳首は、グミのように固くなっている。そんな乳首をしゃ
ぶられ舐められ、永遠は更に感じていく。
「あぁぁ~、あぁぁ~、もう、もうだめ、あぁぁ~ん」
「本当に乳首が弱いんだねぇ。それじゃこれは……、どうだい?」
ドロシアの前歯がピンクのグミを挟み込んだ。
「ひぃっ、ひぃぃ~」
両腕を釣られた永遠の体が、風でに吹かれた竹のようにしなった。
「どうしたの、痛いの、感じるの」
「い、痛いけど、気持ちいいですぅ。あぁ、あぁぁ感じるぅ~」
「そうかい。それじゃもっと噛んであげようねぇ。ほぉ~らっ」
ドロシアの前歯は、グミを半分にするような位置に噛み付いた。ジワジワと閉
じていくそれは、ピンクのグミを砂時計のようにくびれさせていく。
「んあぁぁ~、ひぃぃ~、あぁいいぃ、いいぃ、もっと、もっと噛んでぇ」
「ふふふっ、いいよぉ、それじゃもっと強く、ほらっ」
「ひぃぃ~、い、痛い。痛いぃぃ~」
「いいんだろう、強く噛んで。んん? ほぉ~らっ」
「くっ、くぅうぅ~、あぁぁ~、あぁいぃぃ、あぁいぃぃ~感じるぅ~」
「可愛いねぇ、それじゃ今度は、ベッドで拷問だよ。さぁ、おいで」

手足の戒めが解かれ、ハラリと脱力した瞬間。気がつくと永遠はベッドに寝て
いた。それはまさに瞬きする間の出来事だった。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土