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あなたの燃える手で

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桃色流星群

28
樹は "人" という字のようにベッドに拘束されている。
両手を後ろで縛られ、二の腕も体の横にピタリと付けている。
左脚は斜め下にピンと伸ばされ、足首を縛った縄がベッドの脚に繋がれている。
右足は膝から折りたたまれ、横に倒され同じくベッドの脚に繋がれている。
もちろん脛と太ももには縄がグルグルと巻いてある。
そして彩乃はというと、片手に電動歯ブラシを持ち、そんな樹の足の間にまずは
腰を下ろした。
そして樹の伸ばした左脚を背もたれがわりに横になった。位置はちょうど太もも
の付け根を小脇に抱える位置だ。これは当然これから樹の股間をいじり回すため
の位置取りだ。

彩乃が歯ブラシのスイッチを入れると、甲高いかすかな振動音が響いた。その音
は嫌でも樹にそれを確認させる。
「怖い、やっぱり怖いです。電動歯ブラシなんて……」
「大丈夫よ……」
「でもぉ、彩乃さぁん」
「いくわよ」
彩乃は歯ブラシの背の部分で、まずは花びらの付け根に触れた。
「あぁ、あぁぁん」
「どう?」
「か、感じますぅ」
樹のその言い方は、それほどでもない感じだった。
「そう、でもバイブ程じゃないでしょう? 振動はだいぶ大人しいはずだし」
彩乃の持つブラシは、その背で花びらを上下に往復している。そして反対側の花
びらにも移った。
「あぁ~ん、あぁぁ、彩乃さん」
「さぁ、今度は真ん中よ」
彩乃は歯ブラシの背で、二枚の花びらの合わせ目をそっと撫で下ろしては撫で上

げる。
「うふふっ、どう?」
「あぁ、いいぃ、いいぃ、あぁ感じる。感じますぅ」
「そう? ホントに? それじゃ中も……」
彩乃は左手の親指、そして人差し指に中指を添えた指で樹の花びら開いた。
濡れた赤い粘膜が、ひし形にパックリと拡がる。
「ほらっ拡がった。丸見えよ。とっても敏感なおま○こが……」
「あぁ、いやっ、怖いっ」
「うふふっ、ほぉ~らっ」
歯ブラシの微振動が、樹の粘膜に伝わった。
「あぁっ、あぁぁ~ん」
「ここがオシッコの穴……」
「あっ、いやっ、だめぇ〜」
「もう、大げさねぇ。バイブ程じゃないでしょう?」
「でも、でもぉ~、あぁん、あぁぁ、あぁぁ~、あぁぁ~ん」
「なぁに、これくらいでぇ。これからクリちゃんもよ」
「いやっ、いやっ、そこはいやぁ」
「だめよぉ、やっぱりここは外せないじゃない」
そして振動する歯ブラシの背が、樹の肉芽に押し付けられた。
「あぁっ、ひぃっ」
「うふふっ、さすがにここは感じるみたいねぇ」
「あぁぁ~、あぁぁいいぃ、あぁ彩乃さぁん」
彩乃は歯ブラシの背を輪を描くように動かし、樹を感じさせていく。しかし樹が
本格的に感じ始めた頃、彩乃は歯ブラシのスイッチを切ってしまった。
「ねぇ、樹ぃ?」
「は、はい……」
「あなた、理事長のところへ行ったんですって?」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土