2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

夢の森鍼灸院

Episode 2-5
「あぁぁ~、もうひと思いにトドメを刺して頂戴」
「うふふっ、だめだめ。このままじわじわ生殺しですよ。ほらっ、ここを指先
で擦られると、もっと辛いですよぉ~」
チュンリーは右腕を突っ込んだまま、左手の中指で麗子の肉芽を捕らえた。
「あぁっ、いやっ……」
そしてその敏感な部分を、指先でコリコリと転がした。
「ほらっ、こんなにコリコリになって……」
「ひぃぃ~、いやっ、やめてっ、今は、いまはだめよぉぉ~」
それは麗子の心からなお叫びだったろう、しかしそれこそがチュンリーを満足
させるモノだった。
「なにがだめなんですかぁ~。こぉ~んなに気持ちイイのにぃ~」
「だって、だって、あぁだめっ、だめだめっ、あぁやめてぇぇ~」
肉芽嬲りが軌道に乗ると、右腕のピストンが復活した。
「やめませんよぉ~。ほらっ、ほらっ、ほらっほらっ、ほぉ~らまだまだ」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~逝かせてっ、逝かせてっ、お願い逝かせてぇ~」
「まだまだ、あと27分。あれからまだ3分しか経ってないですよぉ」
「嘘、嘘嘘、まだ3分だなんて……」
「本当ですよ。ほらっ……」
チュンリーは自分の陰になっていた時計を見せた。すると確かにまだ25分以
上はある。本当に3分しか経っていないのが、麗子にもわかった。
「そ、そんな……」
軽く10分は経ったモノと感じていたが、実際にはその3倍近くの誤差があった
のだ。
「分かりました? それじゃ続きを……、ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっ」
また極太のシャフトがピストンを始め、指先が繊細な動きを見せた。
「ひぃぃ~、だめっ、もうだめっ、もうだめっ、あぁっ、あぁ逝くぅぅ~」
「こんな快感、ここでしか味わえませんよ。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ」

確かに鍼による快感操作は、一種独特な快感かも知れない。さすがは数千年の
裏経絡と言ったところか。しかし何かが足りない。何だろう、これほどの快感
を与えられながら、何かが物足りない感じがする。
そんなコトを感じながら、麗子は絶頂へと向かっていた。

「それでは麗子さん、そろそろ……」
「ホント、ホントに……?」
「えぇホントですよ」
腕には回転が加わり、スピードも上がった。指先もスピードが上がり強さも今
までよりも強い。それはまさに麗子を絶頂へと誘う総仕上げのようだった。

「ひぃぃ~逝くぅ、逝く逝く逝っちゃう、あぁぁ逝くぅぅ~」
「ほぉ~らっ、ほらほらっ、逝っていいんですよ。ほらっ、ほぉ~ら」
「逝くぅ、だめぇ、もうだめぇ、あぁぁ逝くぅぅ~ひぃぃいぃぃ~」
泣きそうな顔で、麗子は断末魔を上げた。
それを聞いたチュンリーは満足し、鍼を抜いて麗子を解放した。

マンションからの帰り道、麗子はあることに気が付いた。それはさっき頭を過
ぎった物足りなさだった。それは人への想い。愛と言い換えてもイイだろう。
自分で言えばマリア。そう、もしチュンリーがマリアだったら、自分は心から
の満足を得られただろう。
しかし同時に悪戯心も湧き上がってくる。もしあの敏感なマリアがあの施術を
受けたら……。
そんなマリアを想像し、麗子は含み笑いを浮かべながら帰路についた。

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土