13 うつ伏せのあたしに女将さんが重なり、ズッシリと体重を掛けてきた。しかもご丁寧に、女将さんはあたしの両手首を掴んでいる。「背中舐めてあげる。ゾクゾクして堪らないわよ」右の肩先に感じた柔らかな舌は、耳元へと移動すると、そこから首の真後ろへ、そして背骨の真上を下へと降りていく。「あぁぁ、いやぁぁ~ん。んぁぁ~」「ねぇ、ゾクゾクするでしょう」「あぁぁ、だめっ、こんなのだめぇぇ~」「んん? 大袈裟ねぇ、...