10 その時、あたしの体に一際強い快感電流が流れた。「見ぃ~つけた。久留美ちゃんの気持ちのいい・と・こ・ろ」「ここねぇ……、ほらっ、ここ」女将さんはそう言って、もう一度ソコに指先をそっと当てた。自分でも知らなかった場所だけど、女将さんの指はあまりにもピッタリと当てられ、たぶん自分の指のより正確に触っていると思う。だからあたしの体には、またさっきの快感電流が流れて、しかも触っている間ずっと流れ続けている...