Archive2011年09月18日 1/1
官能作家 二階堂月子
【8】あたしは上から先生を押しつぶすようにのし掛かり、完全に体重を預けると、先生の左の脇の下に鼻を近づけた。「いやっ、いやっ、恥ずかしいわ陽子さん」必死に体をよじる先生。でもあたしに乗られてそれも無駄な抵抗だ。だからそんな動きは少しも障害にならない。「ほらっ、大人しくしてっ」露わになった脇の下に、鼻を突っ込むように首を伸ばした。「どれどれ、どんな匂いがするのかな」そしてまた、わざとらしく音を立てな...
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2011/09/18 (Sun) 06:50