Archive2011年09月11日 1/1
官能作家 二階堂月子
【5】「先生、今回の作品『蕩け妻』は、人妻が犯されますよねぇ。最初は抵抗しながらも、思いを寄せていた人に最後は体を許してしまう。その拒みながらも体を許すという、相反する行為がなかなか書けないんですよね」「そうよ」「それならあたしがその男役をやりますから、先生は主人公の人妻役を演じてください」「なるほど。そうね、そうしましょうか……」先生は戸惑いながらも人妻役を引き受けた。べつにシナリオや決まったセリ...
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2011/09/11 (Sun) 06:27