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あなたの燃える手で

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御令嬢妄想奇譚

【24】
佐智枝さんは大きなハサミであたしの服を切り裂くと、最後の砦となってい
たショーツまでをも切り裂きました。着られたショーツは床に落ち、あたしは
ついに全裸になってしまったのです。
両手をクレーンに吊られ、つま先立ちでやっと立っているあたしに、佐智枝さ
んが近づいてきました。
佐智枝さんはあたしの真正面に立つと、あたしに抱きつきました。
「さ、佐智枝さん……」
佐智枝さんは抱きついたままあたしの耳に口を寄せ、こう囁いたのです。
「絢音お嬢様は、痴漢にあったことなど無いのでしょうね」
「えっ? 痴漢」
「そう、痴漢です。満員電車などに乗ったことのないお嬢様には、無縁のモノ
ですものね」
確かに散歩くらいしか外出しないあたしは、昔から電車に乗ったことは滅多に
ありませんでした。でもあたしには、どうして佐智枝さんがそんなコトを言い
出したのか判りません。
「痴漢ってホントに憎たらしいんですよ。満員で動けない人に手を伸ばして」
「えっ……?」
「そう、ちょうどこんな感じで……」
突然佐智枝さんの右手が、あたしの股間に伸びてきました。
あたしは反射的に脚を閉じようとしましたが、一瞬早く佐智枝さんの片足が脚
の間に入ってしまいました。それでどうしても隙間が空いてしまいます。佐智
枝さんの手は、その隙間から侵入してきたのです。
「あっ、なに……を……佐智枝さん」
真正面からあたしの目を見つめ、佐智枝さんの右手のがあたしのアソコに触れ
てきたのです。
「やめてっ、やめて佐智枝さん。佐智枝さんってば……」
「ウフフッ、こんな格好じゃ、どうしようもないですね。お嬢様」
確かに両手を吊られた今のあたしには、抵抗する術はありません。足を入れら
れ、隙間の空いたあたしの股間で、佐智枝さんの右手は自由に動けるのです。
「痴漢はね、こうやって触ってくるんです」
股間の指先が、あたしの内股をサワサワとくすぐるように触ってきます。
「あぁ、あぁぁ、いやっ、いやよっ」
身をクネらそうとするあたしを、佐智枝さんは左手で抱きしめ、自分の体を密
着させてきたのです。こうなるともう体をクネらせるコトはできません。
あたしは佐智枝さんのなすがままです。

「ほらっ、痴漢の指が1番敏感なアソコに……。ほらっ、もう少しで……」
「はぁぁっ、そ、ソコはっ、ソコはだめよ佐智枝さん」
佐智枝さんはいつでも触れるソコに、ワザとジワジワ指を近づけてきます。
「まぁ、お嬢様ったら、そんなことおっしゃって。今のあたしは佐智枝ではあ
りませんよ。ただの痴漢です」
そして指が、あたしのアソコを捕らえました。
「ほぉ~らっ、見つけた。絢音お嬢様の真珠……」
「あぁっ、だめよっ、だめっ」
佐智枝さんは指の腹で、その真珠をそぉ~っと撫でまわすのです。
「ふふふっ、こうやって優しく撫でられると……」
「そ、そんな……、あぁ~やめてっ、やめてっ」
「ほらっ、ほらほらほらっ」
「あぁぁっ、だめっ、あぁ、あぁぁ~、あはぁぁ~」
「んん~、感じるのねぇ~。ほぉ~らっ、ジックリと……」
あたしは自分ではどうしようもないまま、佐智枝さんのオモチャにされていく
のです。


「何やら梓先生がココを使いたいと、おしゃっておりましたが……」
「えっ? えぇ……」
佐智枝さんの声に妄想は消え、あたしは我に返りました。
「梓先生がココを……? 何に使うのかしら?」
「さぁ……。それ以上のコトはあたしにも……」
「そう、そうよね……」
小さな沈黙の後、あたし達は地下室を後にしました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土