白い魔女
5
肉芽を摘まれた刺激で雪絵のアナルは余計強く締まる。真弓は強く締まらせておいて、手首の一番太いところを通過させようというのだ。それも手首を回しながら。
「ほらほら、ここから太くなるわよ」
徐々に手首の太さが増し、雪絵のアナルは限界に近づいていった。
「ああっ、ゆっ赦してっ、真弓ぃ」
「何言ってるの。抜かないでって言ったのは雪絵でしょう? だから抜かずにこうしてあげてるのよ。ほう~らぁ、こうして抉ってあげる」
真弓の手首が一際大きく輪を描いた。
「ひぃぃ~、もっもう拡がらないわぁ」
「じゃ、拡げてあげる。ほらっほらっ、ほらっもう1回、どう? 拡がった?」
肉芽を摘まれて広がる快感と、アナルを責め抜かれ、排泄感を伴った倒錯した悦楽に同時に襲われ、雪絵は達しそうになっていた。
「はぁぁ~真弓ぃ。いっ逝きそうなのぉ~」
「ふふふっ、そうでしょう。でもそれもだめよ。逝かせない。言ったでしょ? 禁欲してもらうって……」
真弓は肉芽を摘む力を抜き、手首を少しずつ引き抜ぬいた。アナルはそれに伴い拡張されていった。そして握り拳の1番太いところにさしかかった時、再び肉芽を強く摘んだ。
「あっ、ああっ、いやぁ~」
最大に拡がったアナルを更に拡げるように手首が回る。
「んん~辛い辛い。ほぉ~ら。ほらっ、ほらっ」
「いやっ、だめぇ」
「んん? 時間あるんでしょ? ほらっ、まだまだっ」
悶える獲物にとどめを刺さずに嬲る真弓。その顔には狂気とも言える笑顔が張り付いている。
「ほぅ~らっ、このまま抉り抜くわよ。ゆっくりゆっくりねぇ~」
「いやぁ、いやぁ、怖いっ。ああっ、くっくくぅぅ~あああっ」
真弓は手首を大きく回しながら、少しずつ引き抜いていった。雪絵のアナルは収縮を繰り返しながら、真弓の手首を吐きだしていった。手術用のラテックスの手袋は雪絵の体液でまみれ、淫靡な匂いを放っている。
尻を上げた四つん這いの体勢をそのまま保っている雪絵のアナルは、肉色の洞窟を真弓の前に晒している。
逝くことを赦されなかった雪絵が不完全燃焼なのは百も承知だった。
「この続きは今夜ね。雪絵。あなたの献体虐めを見せてもらうわ」
真弓には雪絵の目に燃える被虐の青い炎が、加虐の赤い炎に変わるように見えた。
渡辺ゆかりは指定された1時間前に駅に到着した。
ホームに降りると、肩をすくめてキャメルのロングコートの前を合わせた。柔らかなファーが頬を撫でる。人に流されるように西口と書かれた改札を抜けると、大きなバスターミナルがあった。ゆかりは立ち止まりポケットから携帯を出すと、『御堂雪絵』と書かれた番号を押した。呼び出し音を聞きながらターミナルをゆっくりと迂回する。しかし相手は出なかった。携帯を閉じて辺りを見回したが、病院から言われた大きな銀杏の木は、ここからは見えなかった。
肉芽を摘まれた刺激で雪絵のアナルは余計強く締まる。真弓は強く締まらせておいて、手首の一番太いところを通過させようというのだ。それも手首を回しながら。
「ほらほら、ここから太くなるわよ」
徐々に手首の太さが増し、雪絵のアナルは限界に近づいていった。
「ああっ、ゆっ赦してっ、真弓ぃ」
「何言ってるの。抜かないでって言ったのは雪絵でしょう? だから抜かずにこうしてあげてるのよ。ほう~らぁ、こうして抉ってあげる」
真弓の手首が一際大きく輪を描いた。
「ひぃぃ~、もっもう拡がらないわぁ」
「じゃ、拡げてあげる。ほらっほらっ、ほらっもう1回、どう? 拡がった?」
肉芽を摘まれて広がる快感と、アナルを責め抜かれ、排泄感を伴った倒錯した悦楽に同時に襲われ、雪絵は達しそうになっていた。
「はぁぁ~真弓ぃ。いっ逝きそうなのぉ~」
「ふふふっ、そうでしょう。でもそれもだめよ。逝かせない。言ったでしょ? 禁欲してもらうって……」
真弓は肉芽を摘む力を抜き、手首を少しずつ引き抜ぬいた。アナルはそれに伴い拡張されていった。そして握り拳の1番太いところにさしかかった時、再び肉芽を強く摘んだ。
「あっ、ああっ、いやぁ~」
最大に拡がったアナルを更に拡げるように手首が回る。
「んん~辛い辛い。ほぉ~ら。ほらっ、ほらっ」
「いやっ、だめぇ」
「んん? 時間あるんでしょ? ほらっ、まだまだっ」
悶える獲物にとどめを刺さずに嬲る真弓。その顔には狂気とも言える笑顔が張り付いている。
「ほぅ~らっ、このまま抉り抜くわよ。ゆっくりゆっくりねぇ~」
「いやぁ、いやぁ、怖いっ。ああっ、くっくくぅぅ~あああっ」
真弓は手首を大きく回しながら、少しずつ引き抜いていった。雪絵のアナルは収縮を繰り返しながら、真弓の手首を吐きだしていった。手術用のラテックスの手袋は雪絵の体液でまみれ、淫靡な匂いを放っている。
尻を上げた四つん這いの体勢をそのまま保っている雪絵のアナルは、肉色の洞窟を真弓の前に晒している。
逝くことを赦されなかった雪絵が不完全燃焼なのは百も承知だった。
「この続きは今夜ね。雪絵。あなたの献体虐めを見せてもらうわ」
真弓には雪絵の目に燃える被虐の青い炎が、加虐の赤い炎に変わるように見えた。
渡辺ゆかりは指定された1時間前に駅に到着した。
ホームに降りると、肩をすくめてキャメルのロングコートの前を合わせた。柔らかなファーが頬を撫でる。人に流されるように西口と書かれた改札を抜けると、大きなバスターミナルがあった。ゆかりは立ち止まりポケットから携帯を出すと、『御堂雪絵』と書かれた番号を押した。呼び出し音を聞きながらターミナルをゆっくりと迂回する。しかし相手は出なかった。携帯を閉じて辺りを見回したが、病院から言われた大きな銀杏の木は、ここからは見えなかった。