2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

ロザリオは赤く輝く

† 17
その液体が何なのか、わたしにはわかりませんでした。そしてこの器具が何をする物なのかも……。
しかしその答えは、次の紫苑様の言葉ですぐにわかりました。
「それでは、これをあなたのお尻に入れていきます」
紫苑様の目がわたしを見つめて言いました。
「えっ? お尻に?」
「そうですよ。大丈夫、痛くはありませんから」
赤く濡れ光る卑猥な唇が隙間を空け、白い歯がわずかに見えました。
紫苑様は聖水をわずかにわたしのアナルに塗り付けると、チューブの先のノズルをわたしのアナルに差し込んだのです。
「あっ、しっ、紫苑様」
「大丈夫ですよ。少しずつ入れますからね」
容器の中の液体はチューブの途中にあるクリップの所で止まっています。
紫苑様はごく少量ずつが流れるように、そのクリップを調節しました。
透明のチューブを水色に変えながら、わたしのアナルに液体が流れ込んできます。それは温かく、決して苦しくも痛くもありませんでした。
「とりあえず、この中には500cc入っています。ゆっくりと全部入れますよ。苦しくなったら言って下さいね」
「はい。紫苑様」
苦しくなったら止めてもらえる。その言葉に、一抹の不安も消え去りました。
「それでは、今度は仰向けになってください」
わたしはアナルにチューブを入れたまま、仰向けになりました。
「両手をわたしに差し出して下さい」
わたしは両手を揃え、紫苑様に差し出しました。まるで手錠でも掛けられるような心境でした。わたしの胸に新たな不安が広がります。
「紫苑様、これは?」
「あなたが言ったことですよ」
>今度はわたしがどうなろうと、何を言おうと、やめないで欲しいのです。
>お清めが終わるまで、わたしの体は紫苑様のものです。
>鎖に繫がれ地獄の業火に焼かれようとも、わたしの決意は揺らぎません。
わたしは紫苑様に送ったメールを思い出しました。
「はい、確かに……」
「思い出しましたか?」
アナルには少しずつ水色の液体が入ってくる感覚が続いています。
紫苑様はわたしの右手首に皮の丈夫な手枷を付けました。それは左手首にも付けられ、そしてわたしの両腕は、ベッドの両端に引き延ばされました。
紫苑様はベッドの下から細い鎖を引き出すと手枷に繋ぎ、続けて両足にも足枷を付け、鎖に繋げました。わたしはベッドにX字形に貼り付けられました。手足は曲げることが出来ないほど引き延ばされています。
そして紫苑様は硬いクッションを下から出すと、わたしの腰の下に挟み込みました。腰を突き上げる格好になり、わたしの手足は更に伸ばされました。
「さぁ、それではこれを塗りましょうか」
紫苑様は青い壺に入った聖水をタップリと指ですくい取ると、クッションで突き上げられているわたしの蜜壺の中に塗り込んでいきました。
蜜壺は塗った直後から火照り始め、奥から熱く疼き始めたのです。

Comments 2

マロ  

浣腸ではないのかな?
拘束されたまま・・・
これからが春奈は大変そうだ(笑)

>「わたしはアナルにチューブを入れたまま、仰向けになりました」

これは「」無しが正解ですかね?

2007/12/15 (Sat) 22:18 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさんコメントありがとうございます

紫苑の責めは、いよいよ矢が放たれました。
まさにここからが、春奈の受難です。
(*^_^*)

あらら、やっちゃいましたか。
ちょっと油断すると、すぐやってしまいますね。
オッチョコチョイな性格なんでしょうか(笑)
ご指摘、ありがとうございます。

2007/12/16 (Sun) 07:15 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土