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あなたの燃える手で

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ブルーチョコレート

 25 
「真っ裸で吊るされて、こんな時に誰か来たらどうするのぉ?」
すると本当に玄関のチャイムがなり、ドアが "ガチャリ" と開く音がした。

「ほらっ、来たわよ」
「えっ? 誰?」
「さぁ、誰かしらねぇ~」
上がり込んだ足音は、レナの吊るされた和室へと近づいてくる。
やがて足音の主は部屋の前で立ち止まった。
「どうぞぉ、入ってぇ」
その声に、和室の唐紙が "ガラッ" 開いた。するとそこに立っていたのは、
隣のおばさんこと、安藤郁美さんだった。

「うっふふっ。勝手に入ってきちゃった」
「いいのよ。そう言っておいたんだから」
そしておばさんは、あたしを眺めて満足そうに言った。
「あらぁ、レナちゃん、縛られちゃってぇ、いい格好ねぇ」
「おばさん……、どうして」
「どうして? どうしてって。お誘いを受けたからよ。今日この時間に」
「えっ、じゃぁやっぱりママが……?」
「そうよ、たまには三人でって思って……。いいでしょう、お互い知らぬ顔
じゃあるまいし、お互いそっちの関係はあるんだから」
「まぁねっ、あたしはいいわよぉ、別にぃ……。ただレナちゃんがねぇ」
「あらっ、いいのよこの子は。あたしとあなたなら……、問題ないないわ」
「まぁ、嫌って言っても、縛られちゃってるしねぇ」
「そうそう、それに郁美は嫌がる方が興奮するんじゃない?」
「まぁね。嫌がる女の子をキッチリ責めたいわ」
「あらっ、それじゃピッタリかもぉ」
「ピッタリって?」
「あのね、レナもそろそろお尻の方を……、って思ってるの」
「お尻の方ってなによぉ、お母さん」
「お尻の方って言ったら、アナルに決まってるじゃない」
「アナルぅ? そんな、あたしお尻なんて」
「あらぁ、この間ママとしたじゃない。ディルド入れたでしょう」
「ママぁ」
「そうなんだぁ、レナちゃん。お尻にディルドを……、へぇ~」
「それで、アナルで逝っちゃったのよねぇ~」
「もう、ママぁ」
「いいわねぇ、あたしも入れたいわぁ。レナちゃんのアナルにディルド入れ
て犯したい」
「一度でいいのぉ? 郁美」
「まさかぁ、そんなわけないじゃない。嫌がるレナちゃんの腰を持って、後
ろから何度も何度も犯すのよ。」
「でしょう? そうよねぇ、そう言うと思ってこのセッティングをしたの」
「うふっ、あ・り・が・と……、琥珀。それじゃ今日は思いっきり……」
「いいわよ、犯して。この子、嫌嫌って言いながらきっと喜ぶわ」
「あぁん、もう待ちきれないわ。早くしましょう」
「そうね」
すると二人は和室の雨戸を閉め、どちらともなく服を脱ぎ始めた。
そして全裸になると、両手を吊られたあたしの前で、熱く舌を絡めたキスを
した。互いに背中に腕を回し、舌はしつこく執拗に絡まり、互いの口に唾液
を入れ合いそれを飲み合った。

ひとしきりの抱擁が終わると、二人はあたしを濡れた目で見つめた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土