2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

白い魔女 7

22 
点滴スタンドから、大きなガラス瓶が逆さにブラ下がっている。
下を向いた瓶の口からは長い透明なチューブが繋がり、そのチューブの中程
には、流れを止めるストッパーが付いていた。

「あのぅ、浣腸……って」
「今日はまず、お尻の中をキレイにします」
「は、はい……」
「これは高圧浣腸といって、高いところから大量に薬液を入れるの。そうや
って水圧で腸管内圧を高めるの。そうすると直腸だけじゃなくて、もっと奥
の大腸の糞便も出せるのよ」
「大腸の……、糞便」
「そう、高圧浣腸はねぇ、多量の排便が見られるのが特徴なの。奥からキレ
イにするから、腸管手術や大腸検査の前処置なんかで使うのよ」
そう言われても美緒にはピンとこない。しかし何やら通常の浣腸とは違うの
はなんとなく分かった。
「いつもは生理食塩水や石鹸水を使うんだけど、今回はコレ」
雪絵は壁の棚から、ピンク色の液体が入った透明なガラス瓶を取り上げた。
中身はどう見ても500ccはありそうだ。

「それを……、ですか?」
「そう。昨日使ったあの薬よ」
雪絵はその液体を、チューブに繋がった瓶に注ぎ込んでいく。
「えっ? あの薬……? でもあの薬は、あたしまた敏感に……」
「そうねぇ、なるかもねぇ。直腸も大腸も粘膜だから、きっとあっという間
に効いて、昨日以上の反応が見られるかもよ」
ピンク色の液体を半分注ぎ込むと、今度は別の瓶を取り上げた。瓶は同じだ
が、中身は透明な液体だ。
「えっ、それも」
「そうよ。これが通常の浣腸液」
雪絵はこともなげにいうと、それをピンクの液体と同量を注ぎ込んでいく。
ピンク色が薄まっていくのが、美緒の目にも分かる。
薬液が満たされても、ブラ下がった瓶はまだ僅かに揺れていた。

「これで1リットル。コレを全部入れたらどうなるかしらねぇ」
「えっ? でもそんなに入らない、と、思い、ます、けど……」
美緒はその量が、自分の中に入るとはとても思えなかった。
「あたしね、お浣腸入れるの上手なの。入れてみせるわよ。コレくらい」
「そう……、なん、ですか……」
「昨日の快感にプラス排泄感。それもお浣腸による強烈なね。どう見ても昨
日より大変なコトになりそうね。さっ、それじゃ……」
「えっ、なんか、怖いです」
「大丈夫……。はぁ~い、力抜いてぇ」
雪絵の持つチューブの先のノズルが、美緒のアナルを軽く押した。
「えっ? あっ、あぁぁん」
そしてそのまま "スーっ" と入ってきた。
「あっ、あぁ……」
「痛くないでしょう」
「は、はい」

指の長さほどのノズルを全て入れると、雪絵はチューブ中ほどにあるストッ
パーを摘んだ。薬液はストッパーのすぐ上で止まっている。
「それじゃ入れますよぉ」
雪絵のストッパーを緩めると浣腸液は一気に下降し、透明なチューブを薄ピ
ンク色に染めていく。
「さぁ、入りますよぉ」
薬液がチューブ内の空気ごと、美緒のアナルに流れ込んでいく。
「あぁっ、ホントに……。あぁぁ~ん、あぁ~いやぁ~」
「ほらっ、もう200cc入りましたよ」
雪絵はストッパーを緩めたまま、瓶の目盛りを見つめていた。

1リットル入れたらどうなるかしら? 楽しみねぇ……。うっふふふ。


Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土