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あなたの燃える手で

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白い魔女 7

21 
「森田さん。治療のお時間ですよ。今日は分娩室で行います」
「分娩室?」
2人は誰もいない昼下がりの廊下を、分娩室へと歩いた。

その部屋は無機質な10畳ほどの部屋で、床も壁も天井も全てが白かった。
特に床はタイル張りで排水溝まであり、まさに浴室を思わせた。しかし部屋
にあるのは浴槽ではなく、冷たい分娩台だ。

先に分娩室に入ったのは雪絵だった。続いて美緒が入り2~3歩進み出る。
すると後ろで、 "カチャリ" と鍵の掛かる音がした。
「昼食は、もう食べましたよね。」
「はい、さっき……」
「そう、美味しくないでしょう? こういうトコロの食事って……」
「いえっ、そんな……」
「それでは、入院着のままで構いませんから、分娩台に乗ってください」
「は、はい……」

分娩台は小さなリクライニングベッドを思わせた。
ベッド部分は水平から40度ほど持ち上がっている。しかしそれはお尻から上
の部分で、お尻から下にベッドは無く、そこには分娩の体制をとった時、曲
げた膝を乗せる為のアームがあるだけだった。

美緒はまず分娩台に座ると、両足をアーム部分に乗せ、上半身はベッド部分
に寄りかかった。
すると美緒に雪絵が歩み寄り、ニッコリと微笑みかけた。
「では、両手をコチラに垂らしてもらって……」
美緒が言われた通り、分娩台の側面に両手をダラリと垂らすと、ソコにあっ
た手枷に固定された。手枷は10センチはある革製で、とても丈夫なものだ。
「あぁ、あのう……、これって……」
「昨日の教訓です。あなたの体はこうしないと……。自分でコントロールで
きないでしょう。動かないように言っても動くし……。だから今回は最初か
ら固定します。脚もこうやって……」
足の乗せるアーム部分は、膝裏からふくらはぎを乗せるようになっている。
そしてソコも、10センチ幅の足枷で固定された。
「あぁ、婦長さん、こんなに……」
「うっふふっ。まだですよ。まだ……」
そして腰も、幅広のベルトを締められた。ベルトや枷は、どれもしっかりと
キツイくらいに締めつけられている。
作業が終わった時、美緒は分娩台に密着するように固定されていた。
「そうしたら……」
そう言って雪絵が、床をゴロゴロと転がして何かを持ってきた。それは点滴
用のスタンドに、ガラス瓶が逆さに吊るされているモノだった。
「それはぁ……」
「これ? これはお浣腸です。高圧浣腸……」
「えっ? 浣腸……?」

言葉を無くした美緒をよそに、雪絵は淡々と作業を続けた。
スタンドからブラ下がった瓶の口に、長いビニールチューブを繋ぎ。そのチ
ューブの反対側には、アナルに差し込むためのノズルを取り付ける。
チューブの中程にはそれを挟んで止めるストッパーが付いていた。

今日は楽しみだわ。時間もたっぷりあるし。何時間も苦しめてあげる。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土