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あなたの燃える手で

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白い魔女 7

20 
「あぁぁ~、だめですぅ、もう逝っちゃいますぅ」
「だめです。逝くだなんて、絶対赦しません。我慢してっ、我慢我慢……」

来た。ここが彼女の境界線。ここから先は天国へと踏み込んでしまう。
雪絵は慎重に、その境界線を踏み越えないように指先で調節した。
美緒は当然、天国のドアに手をかけたまま、その扉を開けることなく悶え続
けることになる。

「あぁ~、あぁぁ~、だめっ、だめっ、逝くっ、逝くっ、逝っちゃうぅ~」
「だめですよぉ~、だぁ~めっ……。ほぉ~らっ、このまま、ずぅ~っとこ
のままで、しっかりと擦り込みますよぉ」
「いやぁ~、逝くぅぅ~。ひぃぃ~逝くっ、逝く逝くっ、あぁぁ逝くぅ~」
「もう、美緒さん。恥ずかしいですよ、そんなに乱れて。2人きりだからイ
イものの。誰かいたらどうするんです?」
「でも、でもぉ、あぁぁイイぃぃ~、だめっ、もうだめっ、もうだめっ」
「んん~、まだまだ、じっくりじっくり、じっくぅ~っり」
「いやっ、いやっ、逝かせてっ、お願いですから、逝かせてくださいぃ~」
「これは治療なんですから。我慢してください。我慢我慢。まだまだずぅ~
ぅと我慢ですよぉ。」
「いやっ、いやっ、もう無理、あぁぁ逝くっ、逝くっ、逝っちゃうぅぅ~」
「指がこうやって動くのが堪らないみたいですねぇ~」
「そうです、そうです、それが、あぁいやっ、だめっ、それだめぇぇ~」
「でもね、薬はこうやって塗るんです。ほらっ、こうやってこうやって」
「だめぇ、だめだめっ、.ひぃ~だめっ、それだめですぅ~。あぁいやぁ~」
「んん? まだですよ。まだまだ何度も何度もこうやってこうやって」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~だめっ、堪んない、もう我慢できないぃぃ~」
「それでもまだまだ、ほぉ~らっ、こ・う・や・って」

ただでさえ媚薬で感じて性欲は最大。今この瞬間、何よりも欲しいのは女の
快感悦楽だ。それが分かってお預けにする。なんて残酷で楽しい責め。
こうして女を責めるコトで、自分も感じているのを雪絵は自覚していた。

「んん~、辛いですねぇ~。ほぉ~らっ、ほらほらっ、まだまだ頑張らない
とですよ。森田美緒さん」
「いやっ、いやっ、もういやっ、逝かせてっ、逝かせてっ、逝かせてぇ~」
そして数十分後。
「しょうがないですねぇ~。それじゃ今回だけですよ」
「はい。はい。お願いします。逝かせてください。あぁぁ~、あぁぁ~ん」

そして雪絵は、美緒に天国の境界線を踏み越えるコトを赦した。
美緒は全身を痙攣させながら、見るも淫らな絶頂に溺れていった。
しかしこの絶頂を味わったコトで、次回はさらに辛いコトになるだろう。
雪絵は新たな計画を思いつき、ひとりほくそ笑んだ。

翌日昼下がり。雪絵は美穂の病室を訪れた。
「森田さん。治療のお時間ですよ」
「あのぅ、またぁ、昨日みたいな……」
「そうですよ」
「でも今日は分娩室で行います」
「分娩室?」
「えぇ、あそこなら理想的な治療ができますので」
病室を出ると、2人は誰もいない昼下がりの廊下を、分娩室へと歩いた。

今日は思う存分、ネチネチと虐めてあげましょうね。美緒ちゃん。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土