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あなたの燃える手で

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花乃杜病院

45 最終話
二人の魔女の競演は、時江の深い眠りと共に終演を向かえた。

まるで長い眠りについたような時江が目を覚ますと、枕元に院長が立って
いた。
グッスリと眠っていた時江は、今が何時かも分からない。

「あらっ、起こしちゃった? ごめんなさいね」
「いいえ……。おはようございます。院長先生」
「おはよう……」
「昨日は本当にビックリするやら、嬉しいやらで、もう何が何やら分かり
ませんでした」
「そうね、あの日が初日だったから……」
「あの日? って……。昨日ですよね」
「あぁ、一晩寝た感じでいるのね。あれからもう三日経ってるのよ」
「三日も……」
「そう。だってあなたを手術したんだもん」
「手術? 手術って、何処をですか……?」
「手足の神経を切除したの。これでもう麻酔が効いたように動かないわ」
「そんなっ……。そんな勝手なこと、赦されるハズが……」
「そうそう、まだ言ってなかったけど、あなたはあの事故で死んだことに
なってるの」
「えぇ?」
「もう死亡診断書も出したし、変わりの遺体も用意して、今頃はもうお墓
に入ってるかしら……?」
「じゃ、あたしは……」
「もうこの世にいない人。だからずっとこの病室で過ごすの。大丈夫、快
適な生活が送れるようにするから」
「そんなっ……」
「だって気持ち良かったでしょう? あの快楽ご・う・も・ん」
「これからはね、あんな快感を好きなだけ味わわせてあげる」
「えっ……? あたし別に……」
「もう傷口も塞がって、痛みもないはずよ。小さな傷口だから」
「いえ、そんなことより……」

するとそこに、右手で点滴用のスタンドを転がしながら、看護師長である
由美が入って来た。
「持って来ました院長」
「ご苦労様……。それじゃ早速点滴して」
「はい」
「えっ? あのう、これって」
不信感を顕わにしたものの、時江の右手は嘘のように動かない。
そんな手首に、由美は手早く点滴の針を刺し固定した。
「始めていいわよ」
「はい、それでは」
由美はチューブの途中にあるストッパーを開けた。
「あなたはもう手も足も動かないお人形さん。あたし達の奴隷人形よ」
「奴隷人形……。まさか、この点滴……」
「そう。あの媚薬点滴よ。前回より時江に合うように調合してあるわ」
「うふふっ、早速お人形遊びを始めるわよ」
「いやっ、いやよぉ」
「もうあなたは何処にも行けないわ。動けない。逃げらない。一生あたし
達のオモチャになるの」

EPILOGUE
「はぁぁ~、逝くぅ、逝かせてっ、逝かせて下さい」
「そう、それじゃあたしのおま○こ舐めて」
院長はベッドに寝る時江の顔を跨ぐと、ソコに自分の股間を押しつけるよ
うにしゃがみ込んだ。
「さぁ、お舐め……、時江。回りも奥も、アナルも綺麗にするのよ」
「はい」
「それが終わったら、今日はあなたのおま○こを痒くして、筆で擽ってあ
げるわ」
「痒いトコロを筆で……?」
「人間ってね。痛みは我慢出来ても、痒みは我慢出来ないの。だから辛い
責めになるわよ。せいぜい覚悟することね」
「は、はい……」
返事をすると、時江は院長の股間を舐め始めた。
そんな時柄の股間に、由美が痒み薬を塗り込み始める。
彼女のナース服のポケットには、二本の白い筆先が見えていた。


ーENDー


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土