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あなたの燃える手で

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訪問販売員 梨々香

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「微妙ですねぇ、丸山様。もしかしたら少しは逝きました?」
「逝ってない、逝ってないわ。絶対逝ってない」
「まぁ、それは残念でした。ではまた逝く寸前を彷徨って頂きますね」

枷に繋がれた手足が、脚の間のバイプを揺らします。
逝きたくて堪らない女の体を前に、わたくしは改めてバイブとローターを
握り直しました。

「んん~逝きそう、逝きそう。逝きそうな時にイボで感じるココをグリグ
リグリグリ、バイブのクネリに合わせてえぐりますよ。ほぉぉ~らっ」
「くっ、くぁぁ~、そんなっ、そんなのだめぇぇ~堪えられないぃぃ~」
「んん? 堪られませんか? でもまだまだ、ゆっくり楽しませてもらい
ますからね」
「そんなっ、もうだめっ、逝かせてっ、逝かせてっ、あぁ逝っくぅぅ~」

逝く寸前の快感を感じながら、逝くに逝けない丸山様。この敏感な体はホ
ントに虐め甲斐、責め甲斐があります。
でもわたくし、丸山様を責める楽しさのあまり、訪問販売員としての仕事
を忘れていたことに気がつきました。

「丸山様、大切なことをお聞きするの忘れておりました」
「えっ……? あぁぁ~だめっ、逝くぅ、逝く逝くっ」
丸山様のあまりの喘ぎように、わたくしはここで少し刺激を弱めました。
「このバイブ、お試しいただいておりますが……」
「買うわ、勿論。こんなに感じさせて、もうコレがないとあたし……」
「ありがとうございます。ご購入はバイブだけでよろしいですか?」
「ローターも、ローターも買うわ」
「この手枷とパイプ付きの足枷はいかがいたしましょう?」
「でもこれは一人じゃ……」
「丸山様。お電話いただければ、わたくしすぐに参ります」
「本当? でも次は何も買わないかも……、しれないわよ」
「次回は次回で、新しい商品の方、お試しいただきます」
「そうなのね、それじゃ手枷と足枷も頂戴」
「ありがとうございます。それでは本日の合計が……」
「その前に、その前に逝かせて頂戴」
「はい。それではそろそろ極上の快感の方、味わって頂きます」
わたくしは腰を据え直し、バイブとローターを持ち直しました。
もう焦らすことはしません。丸山様を一気に絶頂の高みへと押し上げるだ
けです。
「あぁ凄いっ、あぁ逝くっ、逝くっ……」

すでに絶頂寸前だった体に、バイブを正確に当ててしっかりとえぐり、
ローターで剥き出しのクリちゃんを擦り続けました。
すると丸山様の体はあっという間に硬直し始め、火山の噴火のよな絶頂が
訪れたのです。
半べその顔は酸素を求めるように口をパクパクさせ、瞳はどこか一点を見
つめ続け、硬直した全身はガクガクと震えていました。

「いかがですぅ? 丸山様ぁ。焦らされてのこの快感。その感じ方もひと
しおで御座いましょう?」
「凄いっ、凄いわ。本当に凄い……」
「それはよう御座いました。それでは丸山様。本日はここまでということ
で……、よろしゅう御座いますか?」
「そうね。すごく良かったわ。ありがとう」

丸山様には、イボ付きバイブ・ローター・手枷・パイプ付き足枷をお買い
上げ頂き、近々にまたお呼び頂けるということで御座いました。
そしてその時はホテルで……。という話も決まり、それを楽しみにしなが
ら、丸山様のお宅を後にしたのです。


次回の訪問先は、華道の家元のお宅です。わたくしが訪ねた時、なんとそ
こには、家元とお弟子さん。二人の女性がいたのです。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土