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あなたの燃える手で

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見えないあなた

とある病院で後編
「さぁ、今度は下半身を念入りにほぐしていきますよ」
柳沼さんは下半身に掛かっていた布団を、今度は胸にからお腹に掛けた。確か
に布団は全裸の体を半分隠してくている。でも上半身だけ隠されても、それは
それで妙に恥ずかしい。
すると突然、両足首を掴まれ脚を広げられた。続いて彼女がベッドに上がる気
配がして、どうやらあたしの脚の間に座ったようだ。
なんども言うようだけど、とにかくあたしは動けないのだ。恥ずかしくても、
感じても。どこを触られてナニをされようとも、あたしは動けないのだ。
彼女が座ると脚はさらに広げられ、もう足首はベッドからはみ出している。

「恥ずかしいトコロが丸見えですけど、我慢してくださいね。女同士ですし」
「えっ、でも、それはぁ、チョット……」
「あらあら、言ったはずですよ。ダメかどうかはあたしが決めるって」
「で、でもぉ……」
「でもじゃありません。まずはマッサージの前によく見せてくださいね」
「えっ?」
「ココの色や形、毛の生え方。もちろん匂いも……」
「そんなに細かく……、ですか?」
「そうよぉ。微に入り細を穿ち、観察するように細かく細かく見るの。看護師
は患者さんの体をよく知らなきゃいけないの。恥ずかしいだろうけど、大事な
トコロだから我慢してください」
すると彼女の両手が、あたしの花びらの付け根に添えられた。
「さぁ、見せてくださいねぇ」
彼女の両手が左右に開くにつれ、あたしのアソコがパックリと開いていく。
「あっ、そんなに拡げ……ちゃ、だめっ。恥かしぃ、恥かしいですぅ」
「あぁー、見える見える。よく見えますよぉ。森下さん。あなたイヤラシいお
ま◯こしてるのねぇ。お毛毛もこんなにタップリ生えて」
「あぁ、そんなっ、言葉で言わなくても、凄く恥ずかしい……、です」
「色素が沈着してビラビラが少し黒ずんでるけど、オナニーはよくするの?」
「そんなっ、そんなによく見ないで……、ください」
「それに濡れてるのは、さっき乳首をマッサージされたからかしら? そう
だ、ちょうどいいから、指を入れて中も触診しましょうねぇ」
「中? 中って……」
「そう、文字通り中よ。この中。大事なアソコの中。他に何があるの?」
「そんなっ、いやっ、いやですぅ」
「 "いやっ" じゃないの。言ったでしょう。決めるのは、あ・た・し」」
「でも、でも……、あっ、待って、待ってください」
だって乳首だけであんなに感じちゃうのに、指を入れるって。そんなことされ
たらひとたまりもない。もしかしたら逝っちゃうかも……。
それでも動けないあたし……。
「はぁ~い、入れますよぉ~」
「あぁぁ~だめぇ、いやぁぁ~」
「まぁ温かい。奥までしっかり入・れ・て……」
「あぁぁ、あぁぁ~いやぁぁ~」
「さぁ、じっくりと診ましょうね。時間を掛けて細かく触っていきますよ」
そう言いながらもう指はあたしの中で怪しく動き始めている。
「まぁ~、奥までヌルヌルじゃない。やっぱり感じてたのねぇ」
「そんなっ、だって……」
彼女が手首をドアノブを回すように捻った。
「はい下の方、右側、はい左、ダメよぉ~。感じちゃダメ」
「あぁぁ~柳沼さん、もう、もう……」
「どうしたのぉ? これくらい大丈夫でしょう。はい、もっと奥も……」 
「あぁ~そんな……、奥まで……」
「そうですよぉ。この奥の上の方はぁ? どうかしらぁ?」
その瞬間、まさに快感という名の電流が、あたしの全身に流れたのだ。それは
もう今までとは段違いの快感で……。
「あぁぁ~、ひぃぃ~、あぁソコ、ソコォはぁ~」
「んん? どうしました? まさかまだ感じてるんじゃ?」 
「まさか、そんな……」
「そうですよねぇ、そんなわけ無いですよねぇ。はい、もう一度触りますよ」
「えっ? また……、ですか」
彼女の指先が、またソコに添えられた。
「ココ、何かあるのかも……。ちょっと刺激を加えてみますね」
添えられた指先が、クリクリと弄ぶように刺激を加える。
「あぁ、はぁ、はぁ、はぁぁ~」
「どうですか? 痛い? シコリや腫れのようなものは無いみたいだけど」
「あぁぁ~、だめっ、だめですぅ~。あぁ~ん、あぁぁ~ん」
「あらっ、その声。やっぱり感じてる」
「だって、だって……、あぁぁ~だめっ、逝きそうぅ」
「逝く? 逝くなんてとんでもない。そんな人いませんよ。それにダメかどう
か決めるのはあたし。さっきから何度も言ってますよねぇ」
「は、はい……。すみま……、せん」
「まだ続けますけど、逝きそうになっても我慢してくださいね」
「はい……」
「それじゃ、もう1度ココを。ほらっ、痛みや痺れは無い。そうですね」
「はい、無いです」
「それじゃ安心して触れるわね。これは必要なことだから、しなければならな
いの。あなたが感じようが感じまいが続けますよ。いいですね」
「は、はい……」」
「それじゃ、調べていきますよ」

まるでもっと感じる場所を探すように、1ミリ刻みで動いていく指。
すると本当に鋭く感じる場所があって、そこはもう最高に敏感で最高の快感を
生み出す一点だった。だってソコに指先が食い込んだ瞬間、動かないはずのあ
たしの全身が、ビクンと波打ったのだ。

「あぁぁ~、ソコッ、ソコですぅぅ~、あぁぁ~ひぃぃ~」
「どうやらココが一番……。さぁ、ココを時間をかけてじっくりと調べていき
ますからね、覚悟してください」
そして指先がまたクリクリとソコを刺激し始めた。もうあたしからは、快感と
悦楽がダダ漏れ状態だ。
「それから先に言っておきますけど、逝くことは許しませんからね」
「えっ……?」
「まぁ、あたしが逝かないようにしますから。大丈夫ですけどね」
そしてまた指が、あたしの中の敏感な場所をクリクリと刺激し始めた。
「はぁぁ~、はぁぁ~ソコォ、ソコですぅ~」
「そう。ココですよねぇ、ココ。ココをじっくり、腰を据えて調べていきまし
すよ。こうやって指の腹で優しく撫でられるのは……?」
「あぁ、いいぃ、いいですぅ、それいいぃ~」
「そうですか、それじゃ指の先をこうやって押されると? どうですか?」
「ひぃぃ~、すっ、凄いっ、逝きたく、逝きたくなっちゃいますぅ~」
「押し込んだこの指を、こうやって薬を塗るように動かしたら?」
「はぁっ、だめっ、そんなの、そんなのだめっ、逝っちゃいますぅぅ~」
「そうですか。これが一番効くようですねぇ。それじゃ、これを続けることに
しましょうか」
「えっ? 今のを……?」
「そうですよぉ~。敏感なココを指先でクリクリクリクリ、ほぉ~らっ」
「ひぃぃぃ~、逝く逝くっ、逝くぅぅ~。だめですぅ、逝っちゃいますぅ~」
「大丈夫。逝かせませんから。ほらっ、ほらっ、ほぉ~らっもっと」
「あぁぁ~逝くっ。あぁぁ~逝くっ。逝く逝く逝くぅぅ~」
「んん~? ダメですよぉ。逝かせない。ほぉ~らっもう1度。ほぉ~ら」
「ひぃぃ~、逝くっ、逝く逝くっ。あぁぁ~だめっ、あぁぁ逝くぅぅ~」
「またそんなこと……。絶対逝かせませんからね。でもこっちはまだまだ続け
ますよ。必要なことですから。ほらココ。ココを指先でこうやって」
「あぁそれはだめっ、だめですぅぅ」
「ダメじゃ無いでしょう。これが一番効果的なんだから。あらあらっ、森下さ
ん。クリちゃんが皮から顔を出して、勃起してますよぉ。ココも一緒に、刺激
してみましょうねぇ」
「いやぁ~、そっ、そんな。そんなことしたら……」
「大丈夫、逝・か・せ・な・い。それじゃクリちゃんも一緒に。ほらっ」
彼女の指が敏感な二箇所に触れた瞬間。あたしの全身は逝くことだけに集中し
ているようだった。しかしそんな体に彼女は巧みにブレーキを掛けるのだ。
「ひぃぃ~、逝くぅぅ~逝かせてっ、逝かせてっ、もう逝かせてぇぇ~」
「だめです。逝かせません」
「でも、でも、あぁぁ~逝くぅ、逝くぅ、逝く逝く逝っちゃうぅぅ~」
「だめよぉ~、ほぉ~らっ、逝けないでしょう」
「いやっ、いやいやいやぁ。逝かせて、逝かせてぇぇ~、あぁぁ~逝くぅ~」
「んん? ほぉ~らっ逝けない。まだまだじっくりと続けていきますよ」
「あぁぁ~いやぁぁ~、逝かせてっ、もう逝かせてぇぇ~」
「凄い感じ方ね。逝きたいでしょう。でもダメですよ。絶対ダメ」
「あぁぁぁ~逝くっ、逝くっ、逝くっ。あぁぁ~逝くっ、逝くぅぅ~」
「まだまだ。ずぅ~っとこれが続きますからね。でも、そこまで感じてしまう
と、もう自分でもどうしようもないでしょう。ねぇ、ほらっ、ほらほらっ」
「ひぃぃ~、だめっ、あぁぁいいぃぃ~、凄い、凄い、あぁぁ~逝くぅぅ」
あぁ、凄い。彼女に今みたいにされると、限りなく逝きそうになる。でもやっ
ぱり逝けない。だって柳沼さんが逝かせてくれないから……」
「そんなっ、そんなっ、一度でいいから、1度でいいから逝かせてください」
「ダメですよ。まだまだじっくりじわじわ。時間をたっぷり掛けて続けていき
ますよ。ほらっ、さっきのやり方でもう1度……。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~、だめっ、だめだめだめぇぇ~、あぁぁ逝くぅぅぅ~」
「んん~堪らないわねぇ~。まだよぉ~止めないわよぉ~。あぁぁ~逝きそ
うだ逝きそうだ。ほぉ~ら、ほぉ~ら堪らない」
「ひぃぃ~、ひぃぃ~、ひぃぃ~逝くぅ、逝くぅ、あぁぁ~逝かせてぇぇ~」
「また逝けない。辛いわねぇ、ほらっ、ほらっ、まだまだ、まだまだよ」

それからどれだけ焦らされ、どれだけ喘いだろう。いつ逝かされ、いつ眠りに
つき、どれだけ眠ったのもわからなかった。
その日以来、柳沼さんは事あるごとにあたしを逝かせてくれた。もちろん思い
っきり焦らし、嬲り抜いてからの絶頂だった。
そして無事視力が回復したあたしは、退院の日を迎えた。


EPILOGUE
退院の日。あたしはバッグ1つを持って病室を出た。
病室は5階の個室で、室内は防音設備が徹底していた。
廊下を歩きエレベーターに乗ると、一人の看護師さんと一緒になった。
そこであたしは柳沼さんのことを聞いてみた。
「柳沼? 瞳……。柳沼って看護師は、ここにはいませんけど?」
「えっ? でも、あたしの担当だったんですけど」
「名前を聞き違えたんじゃありませんか」
彼女は2階でエレベーターを降り、あたしは1階で降りた。
あれは一体誰だったんだろう。
あぁ可哀想なあたし……。だって今日はクリスマス。そんな日にこんな虚しい
気持ちになるなんて。
でも誰かが知っている。あたしのあの痴態を。そしてあたしの体の全てを。
その時あたしは後ろから声をかけられた。
「森下さん、忘れ物ですよ」
聞き覚えのあるその声は、紛れもなく柳沼さんの声だ。振り向くとそこには、
一人の看護師が立っていた。その手には一枚の小さな紙が……。
「えっ……? その声、柳、沼、さん?」
「ごめんね、偽名を使って。これが本当の名前。それとこれが連絡先」
みれば確かに文字や数字が書かれている。
「あっ、ありがとうございます。でも本当に……、連絡しても……?」
「大丈夫よ。また楽しみましょう」
「は、はい、是非お願いします」
「それじゃあね。退院おめでとうございます。そしてメリークリスマス」

最後の最後に、サンタさんは素敵なプレゼントを用意してくれていた。


P.S
再開したあたしたちが、どんなプレイを楽しんだかは、また後日……。

ーENDー

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土