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あなたの燃える手で

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すれ違いラプソディ

26
まひるは右手を由梨の股間に持っていくと、中指でその真ん中をなぞった。
「あぁぁん」
「本当によく濡れてるわ。これなら話が早いわね。ほらっ」
中指は亀裂に滑り込み、そのままヌルヌルと潜り込んで行く。
「あぁっ、先輩……」
「約束通りいっぱい虐めてあげるわ」
そして潜り込んだ指は、由梨の快感スポットを探り当てた。
「あぁっ、あぁ~ん、そこっ、そこ感じるんですぅ」
「ここ? ここが感じるんだぁ。そう、それじゃここをじっくりと責めてあげ
る。どういう意味かわかる?」
「えっ、どういう意味って、そのままの意味じゃ……」
「由梨が思ってるのとちょっと違うかも」
「えっ?」
「あたしね、焦らすが好きなの」
「焦らす……、ですか……?」
「そう、由梨が逝きたくなっても逝かせないの。逝きそうになるギリギリで刺
激を止めたり緩めたりして、だから由梨はずぅ~っと逝けなくなるの」
「なんか、面白そうですど、ちょっと怖そうでもありますね」
「大丈夫、怖いことはないわ。ただ辛いだけよ。ただただ辛いだけ。そうだ、
ちょっと待ってね」
まひるは一度ベッドから離れると、バッグから短い縄を持って戻ってきた。
「まさかそれで……」
「そうよ。そのまさか。ほらっ、両手を後ろにして。そう、そして手首をこう
やって……。さぁ、これでもう抵抗できないわね」

由梨は後ろで両手首を一つに縛られ、ベッドに仰向けに転がされた。
まひるは由梨に添い寝をすると、片足を脚の間に入れ由梨の脚を
引き寄せた。これで由梨は脚を閉じられない。添い寝をした体は半ば由梨を押
さえつけている。
「さぁ、いくわよぉ」
まひるは由梨の中に指を入れると、さっきのポイントを探した。
「由梨の感じるところは、ここ。ねっ」
「あぁん、だめっ、そんなっ、こんなのだめですぅ」
「やっぱりここねぇ。ここを指先でクリクリされると、どうなるのかしら」
指先を動かし始めると、由梨の体がビクンと波打った。
「あぁだめっ、だめですぅ~、あぁんセンパ~イ……」
添い寝をしながら、まひるは喘ぐ由梨の顔を間近で見ている。
「可愛い。その顔見てると、もっともっと虐めたくなるわぁ」
そして指先のクリクリを徹底的に繰り返す。
「あぁぁっ、だめっ、だめですぅ、だめだめっ、あぁぁだめぇぇ~」

真昼の指先は微調整を繰り返し、より正確に由梨のスポットを狙い撃ち、ジワ
ジワと責め込んでいく。
「そんなに気持ちいいのぉ? そんなに敏感じゃ、すぐ逝きそうになるわね。
もしかしたら、もう逝きたいんじゃない?」
「あぁ、はい、逝きたい、逝きたいですぅ」
「ねぇ、由梨。これで逝けなかったら、辛いと思わない」
「辛いです。そんな、さっきのはそういう意味……」
「そうよ。だから言ったでしょう。ただただ辛いだけだって……」
「あぁ先輩、赦して。あたしやっぱり……」
「なに言ってるの? もう遅いわよ」
「でもあたし、そんなの堪えられません」
その言葉を聞いて、まひるはこの瞬間を待っていたように微笑んだ。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土