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あなたの燃える手で

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マリアフレンズ

36
「逝くところを見せてもらうわよ……、弥生。」
「そんなっ、そんな恥ずかしい」
「でもココをこうされたら、我慢できないわねぇ。ほらっ、ほぉ~らココ」
「はぁっ、あぁぁぁ~、またソコを、だめっ、だめですぅぅ~」
弥生の目が一際潤んだ。それは喜びによるものか、それとも恥辱か。いずれに
せよ彼女は絶頂の間際へと追い込まれた。
「ひぃぃ~、逝くっ、逝くぅぅぅ~」
「あぁぁー気持ちいいわねぇ。もう逝く寸前でしょう」
「あぁ逝くっ、逝くっ逝くっ、あぁ逝くぅぅぅ~」
「もっと? ほらっ。もっと? もっと? もっともっと、ほぉ~ら……」
雪絵の指先は、絶妙な強弱でコリコリとGスポットをほじくり続ける。
「ひぃぃ~だめっ、感じるっ、感じるっ、あぁぁ逝っちゃうぅぅ~」
「もういつでも逝かせてあげられるわよぉ。1秒後でも1分後でも。なんな
ら、このままずぅ~っと焦らしてあげましょうかぁ?」
「いやっ、いやっ、逝かせてっ、逝かせてくださいぃ」
「あらっ、焦らされるのはいやなのぉ?」
「いやっ、このまま焦らされたら、おかしくなりそうですぅ」
「そう、それじゃ今日は逝かせてあげるわ。ほらっ、ほぉ~らっ、逝きなさ
い。ほらっ、ほらほらほぉ~らっ」
雪絵の指が、急き立てるようにGスポットをほじくりだした。そして自分の顔
を、弥生の顔の真上20センチほどへと近づけた。
「ここから見ててあげる。あなたがどんな顔で逝くのか。その逝き顔を……」
「そんなっ、そんな顔で見ないで。見ないでください」
「子鹿のようなこの可愛い顔が、どんなスケベな顔で逝くのかしらねぇ? な
にしろ女が絶頂を味わってる顔ですものねぇ。誰にも見せられない顔よねぇ」
「いやぁ、言わないで、もう言わないでくださいぃ。あぁぁ~だめぇ」
「ほぉ~らっ、もう逝っちゃうわよぉ。ほぉ~らっ、ほぉ~らっ」
「あぁぁ~逝くぅ~、逝くぅ~、だめっ、だめだめっ」
「ほぉ~らっ、逝けっ、逝け逝けっ」
弥生の全身がつっぱり、腰が弓なりに仰け反っていく。
「ほぉ~らっ、もう戻れない。ほぉ~らっ、ほぉ~ら気持ちいい」
「あぁ逝くっ、逝く逝く逝っちゃうぅぅぅ~」
「あぁーなんてスケベな顔。それがあなたの逝き顔なのねぇ」
「ひぃぃぃ~、逝くぅぅぅ~、あぁぁぁ~……」
全身の痙攣、仰け反った腰。それらが一瞬時を忘れたように止まり、直後に腰
がドスンとベッドに落ちた。硬直していた全身が弛緩し、後には激しい息遣い
だけが続いていた。


それから数回、二人は密会を重ねた。
内容は徐々にエスカレートしていき、直近では白衣のポケットに入る手枷やバ
イブ、ローターなども使うようになっていた。しかし雪絵の思うプレイはでき
ていない。それはやっぱりこの病室では無理なのだ。
そんな悶々とした思いを持った雪絵は、今度別室でのプレイを申し出た。
「この建物の地下にね、今は使っていない場所があるの」
「地下……? があるんですか」
「えぇ、地下2階なんだけどね、もしかしたら知らない職員もいるかもしれな
いわね」
「そうなんですか。地下2階……」
「そう、絶対に誰もこない地下2階。ちょっとゾクゾクしない?」
「そうですね。そんなとこに監禁されて、拷問みたいなことをされたらと思う
と、堪りません」
「そうでしょう。鍵も掛かるし、大声を出しても絶対に地上まで届かないわ
よ。そこで思う存分あなたと楽しみたいの。この病室でできないことをね」
「何をされるかわかりませんけど、ある意味素敵です」
「嬉しい。あなたならわかってくれると思ってたわ。弥生」
二人は熱く見つめ合うと、どちらからともなく唇を重ねた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土