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あなたの燃える手で

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マリアフレンズ

30
あたしは弥生さんの花びらに押し付けた指を、数ミリ開きました。
「あっ、あっ、いや、いや、ちょっと、ちょっと待って下さい」
その言葉に、あたしは開きかけた指を止めました。
「大丈夫、すぐ終わりますから。それに、あなただけに時間を割くわけにはい
かないんですよ、弥生さん。他にも患者さんはいるんですから……」
「は、はい。それは……」
そして止めた指が、また花びらを開き始めます。しかもゆっくりと、まるでナ
メクジが這うようにゆっくりとです。
「でも、でも、あっ、あぁ恥ずかしいぃ」
そうです、わざとゆっくりと開いて、彼女の周知を煽ってやるのです。
「あっ、見えてきましたよ。大丈夫ですか、痛くない?」
そんな当たり前のことを言いながも、指は止まりません。ゆっくりでもソコは
確実に拡がり、露出していくのです。、
「はい、痛くは……、あっ、でも、まだ、まだ拡げるん、です、か?」
そりゃそうよ。思いっきり拡げてあげるわ。指が開ききったら、両手でグイグ
イ拡げてあげる。そんなことを思いながらもあたしは。
「そうですねぇ、これじゃまだ見えませんし、もう少し拡げないと」
なんて、答えているのです。
そしてまた、恥ずかしがる彼女を辱めてやるのです。

「あらぁ? あらあら? 弥生さん。なんだか濡れてる? みたいですよ」
「えっ、そんなっ、そんなこと……」
「だって、ほらっ、見えてきた部分が、ヌラヌラと濡れ光ってますもの」
「いやっ、いやっ、見ないで、もう見ないで」
「それは無理ですよ。言ったはずですよ。何か異常がないか……」
「でも、恥ずかしくて」
「もう、女同士なんですから」
「でもぉ……」
「あなたが恥ずかしがっても、確認だけはしないと。これはちゃんと検査項目
に入っていることなんですからね」
もっともらしいことを言って、あたしはまた指を開いていきます。
「やっぱり、やっぱり濡れてますねぇ」
「あぁ、もう、別にあたし……」
「いいんですよ。デリケートな部分ですものねぇ。……でもここまで濡れる人
って、あんまりいないかしら」
「そ、そうなんですか……」
「えぇ、だってあんまり見たことないですよ。こんなに、ほらっ、すごい」
「あぁ、いや。あたし、恥ずかしいです」
「本当に敏感なんですねぇ。はぁ~いよく診せてくださいねぇ」
あたしは指にグイッと力を入れて、開きながら押し付けました。
「えっ? あっ、あぁ~恥ずかしい、そんなに、そんなに見るんですか……」
「そうですよぉ。よぉ~っく、隅から隅まで診せてもらいますからねぇ」
「あぁ~、早く、早く終わって……」
彼女が小声で祈っています。でも、ここに神様はいません。あたしがいるだけ
なのです。あたしは彼女にそれをわからせてやりたくなりました。
「今のところ異常は無いようですねぇ」
「あぁ、よかった……。もう終わりですね」
「まだですよ」
「えっ、まだ? 終わりじゃないんですか……?」
「えぇ、今度はもっと奥を診せてもらいますからねぇ」
「もっと奥って……?」
「両手で大きく拡げて、中を覗き込むんです。目視できるところは全部確認し
ますよ」
それを聞いた彼女は、子鹿のような目を丸くして怯えていました。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土