2ntブログ

あなたの燃える手で

Welcome to my blog

マリアフレンズ

23
丸くて平たい紫色の容器。その紫はかなり発色の強いド派手な紫色だ。
真弓はその容器を片手に乗せての蓋を開けた。そして同じ色のクリームがたっ
ぷりと入っているのを雪絵に見せた。
「1ヶ月もかかったのよ。これを手に入れるまで。いくらドイツからの取り寄
せだからって、ちょっとかかり過ぎだと思わない?」
人差し指で少量のクリームを掬い取ると、それを見せつけるように腕を雪絵の
顔へと伸ばた。
「見て、この体に悪そうな紫色。魔女の媚薬とはよく言ったものだわ」
すると一転、今度は腕を曲げてクリームの匂いを嗅いだ。
「匂いはほとんどしないわね。あえて言うなら漢方薬的な香りかしら」
クリームを指先につけたまま、真弓は脚を広げた雪絵の正面に座った。
「魔女の媚薬って、もちろんこの "色" のことじゃないわ」
「でしょうね……」
「まずは周りに……」
雪絵は自分の淫花の周りに、媚薬を塗りつける真弓の指を感じた。指は肉芽の
上を回り込み、アナルをかすめるようにしてUターンしてくる。
「そして花びら……」
真弓は花びらを伸ばすと、その外側だけに媚薬を塗りつけた。どうやら直接粘
膜への塗布は避けているようだ。
「あぁん……」
「ちょっと様子を見ようかしら……? どう? どんな感じ?」
「なんだか熱いわ。湿布を貼った時みたいに、なにかがジンジンと染み込んで
くる感じ……」
「そう、媚薬成分が皮膚から吸収されているのね。何しろこれ、高吸収性の成
分だから、あっという間に効いてくるはずよ」
「あぁ~、ジンジンする。感じるわ。勝手に快感が生まれてくるみたい」
「脈拍と共に快感が強くなってくる感じでしょう」
「そう、本当にそんな感じだわ。あぁーなんだか悶々とする。早く触って」
「まだよ。もう少し様子を見させて……」
雪絵はローテーブルの上で身悶え始めた。出来る限り刺激を得ようと、クネク
ネと全身をくねらせ始めたのだ。
「あらあら、そんな恥ずかしい動き方して」
「ねぇ真弓、早くっ、早くシテ。疼くの,アソコが凄く疼くの」
「まぁ」
「アソコがジンジンと熱くイヤラしく。感じる神経だけが持ち上げられたみた
いに疼くのよ。もう凄く敏感になってみたい」
「あらあら、今日は妙に饒舌ね」
「あぁ~ねぇ真弓早くぅ~」
雪絵が泣きそうな顔で懇願した。その哀れな顔が、真弓の心に加虐の炎を燃え
上がらせるのだ。もちろん雪絵もそれを知っている。知ってはいるが別に演技
ではない。これはこれで本当にそう思っているのだ。だからこそそれが真弓に
も伝わる。

「どれどれ、ちょっと見せて……」
真弓は雪絵の花びら摘んだ。
「あぁっ、あぁぁ~ん」
「まぁ、摘んだだけで? これだけでそんなに感じるの?」
そして摘んだ花びらを左右にしっかりと拡げ、中を覗き込んだ。
「あらあらっ、凄い濡れ方よ。まだなにもしてないのに……。さすがは魔女の
媚薬。これは予想以上の劇薬かも……」
「ねぇ早くっ、早くシテ。もう我慢できないわ。ねぇ早くぅ、真弓ぃ……」
「さぁ、どうしようかしらぁ?」
眼鏡の奥の真弓の瞳が、より一層冷たい光を湛えた

Comments 0

Leave a reply

About this site
女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
About me
誠に恐縮ですが、不適切と思われるコメント・トラックバック、または商業サイトは、削除させていただくことがあります。

更新日:日・水・土