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あなたの燃える手で

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Summer Slave

4.
「さぁ、マリア、あたしの寝室で虐めてあげるわ。あたし達をタップリ楽しま
せてちょうだい」
3人はバスルームから、2階の麗子の寝室へと場所を移した。
外はまだ明るく、セミの声も聞こえる。

マリアは当然のように両手首を一つに縛られ、その縄尻はベッドのヘッドボー
ドに繋がれた。そんなマリアがベッドに脚を拡げて横たわると、それはちょう
ど『人』という字に見えた。
ちなみに脚はまだ縛られていない。

「さぁコレでいいわ。タップリ可愛がってあげましょうねぇ、マリアちゃん」
「3人で楽しむのなんて久しぶりねぇ。それもこんな昼下がりから……。時間
がありすぎるほどあって……、どうする? 良子」
「あらっ、いいじゃない、こういう時間は早く過ぎるもんでしょう」
「それもそうね、今日はゆっくりマリアを嬲り尽くしましょう」
「そうね、マリアちゃんは敏感でとっても虐め甲斐があるものね」
「うふふっ。良子、マリアの弱いトコロをジックリと時間を掛けて好きなだけ
責めて上げて。この子ヒィーヒィー鳴いて悦ぶから」
「勿論。今日は念入りに、腰を据えて虐めるわよ。ねぇ、マリアちゃん」
既に全裸の2人は、ベッドの中央にいるマリの両側に横になった。
「まずはココから……」
2人は示し合わせたように、マリアの両脇の下に吸い付いた。そして舌でこそ
をチロチロとくすぐり舐めた。
「はぁぁ~、そっ、そんなっ、脇の下なんてだめですぅ。あぁん、あぁ~ん」
「そう言われると、余計虐めたくなっちゃうのよねぇ~」
「まぁ、良子ったら、言わなくても虐めるクセに……」
「あぁ、もうだめっ、いやっ、あぁっ、あぁだめぇ、だめもうだめぇ~」

2人はニヤニヤと嗤いながらマリアの脇の下を舐め続けていたが、やがて脇の
下を離れると、2枚の舌は胸の丘をゆっくりと上り、ピンクの乳輪へと辿り着
いた。しかし舌は乳首を舐めそうで舐めず、乳輪に沿ってクルクルと輪を描い
ているだけだった。
マリアは覚悟していた快感に、肩すかしを食らわされた。
「あぁっ、あぁぁ~ん、そんなっ……」
「舐めて欲しいの? マリアちゃん。この可愛い、ち・く・び……」
「えっ? そ、それは……」 
「舐めて欲しいのよねぇ。舌で敏感にしてからカミカミされると……、堪らな
いでしょう、マリア」
「まぁ、そうなの? それじゃ2人でしてあげましょうか? マリアちゃんが
お願いするなら……」
「ちゃんとお願いしなさい、マリア」
「な、舐めて、下さい……」
「どこを?」
「マリアの……、ち……、く……び……を」
「あらあら聞こえないわぁ。ちゃんと言ってマリアちゃん。そんな言い方じゃ
舐めて上げないわよ」
「舐めてください。マリアの……、乳首を」
「そう、よく言えたわねぇ~。それじゃ、舐めて上げる……」
2人は同時に乳首に吸い付くと、丁寧に舌で転がし、吸い、そして転がした。
乳首は敏感の極致へと達すると、あっという間に硬くシコり起った。
2人はその硬さを舌で確かめると、暗黙の了解とばかりにそれを前歯で挟み、
ゆっくりと力を入れていった。
「あぁ~そんなっ、そんなっ、あぁっ、だめっ、あぁぁ~、か、感じるぅ~」
キリキリと閉じていくアギトの残酷さとは裏腹に、マリアの体には乳首からの
快感が広がっていく。
乳首を噛んだまま引っ張り、そして開放してはまた舐める。それらを2人が
別々に繰り返すために、マリアの体は慣れるコトが出来ない。
「もうチョット強く噛んであげる。んん~」
「えっ? あぁっ、あぁぁ~ん、だめっ、だめですぅぅ~」
「ひぃっ、ひぃぃ~」
「まぁ、気持ちよさそうねぇマリア。それじゃあたしも……」
そう言った麗子の前歯が、今まで以上に強くマリアの乳首に噛みついた。

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土