9 テーブルが回って、あたしは次の人へと向けられました。眼鏡をかけた彼女は、クスコとペンライト持って、あたしを迎えました。「まぁ、志保さん。綿棒が尿道口に入ったままですよ。今抜きますからね」そう言って綿棒を摘んだ彼女は、一気に引き抜くことはせず、ゆっくりとしかも綿棒を左右に捻りながら抜いていくのです。「あぁぁ~、そんなっ、一気に引き抜いて……」「だめよ。そんなことして傷付いたら大変。ゆっくりゆっくり...