6 花梨編 最終話屋上に出るドアの手前で、あたしと花梨は初めてキスをした。春温かな風の吹く、放課後のことだった。でもそんなアオハルな思いは一瞬で通り過ぎた。だってあたしはもう、あのチョコのおかげでムラムラが止まらない。いつの間にか自らスカートをたくし上げていたのも気がつかないほどに……・「レナ、綺麗な脚してるね」「触って、花梨」「うん」花梨の手が、あたしの太ももをゆっくりと這い登ってくる。それはおっ...