23 「バラけた穂先でね、そぉ~っと触るの。堪らないわよぉ~、うっふふっ」女将さんは手にした筆の穂先を、あたしの "そこ" に近づてきた。首を上げてみる自分のそこに、筆がゆっくりと近づいてくる。「いやっ、いやっ……」そして顔を上げた女将さんと目が合った。「さっ、始めましょうね。ふ・で・ぜ・め・を……」そう言って、女将さんがニッコリと嗤った次の瞬間……。あたしのそこに快感電流が流れた。でもそれは微弱なものだった...