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あなたの燃える手で

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小料理屋の二階

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「バラけた穂先でね、そぉ~っと触るの。堪らないわよぉ~、うっふふっ」
女将さんは手にした筆の穂先を、あたしの "そこ" に近づてきた。

首を上げてみる自分のそこに、筆がゆっくりと近づいてくる。
「いやっ、いやっ……」
そして顔を上げた女将さんと目が合った。
「さっ、始めましょうね。ふ・で・ぜ・め・を……」

そう言って、女将さんがニッコリと嗤った次の瞬間……。
あたしのそこに快感電流が流れた。でもそれは微弱なものだった。
しかも穂先は、花びらの外側の付け根をゆっくりと往復しているだけだ。
それでもあたしは十分感じている。そうか、やっぱりあたしは、女将さんの
言ったように性感体質らしい。
「あぁぁ~、ちょっ、ちょっと女将さん、だめっ、こんなのだめですぅ~」
「感じるでしょう? 普通はこれくらいじゃそこまで感じないの。でも久留
美ちゃんは性感体質だから、これくらいでも十分感じるはずね」
「あぁっ、あぁぁ~、ねぇ女将さんだめっ、中途半端でもどかしいのぉ」
「そうよ。じわじわと感じてもどかしいでしょう……。中途半端だから物足
りなくて、物足りないから更なる快感を欲してしまう。そうやってこの世界
に入っていくのよ」
「あぁもう、もっと、もっと強くして……」
「いくら性感体質でも、これじゃさすがに絶頂には程遠いわね」
「だったら、だったらもっと強く……」
「だめよっ、まだまだこのまんま……。さっ、今度は内側よ」
「えっ、内側……?」
「そうよ。こうやってしっかり拡げて……」

女将さんの左手、多分親指と中指か人差し指で、あたしの花びらがグイッと
拡げられた。
「拡げたまま固定して、普段隠れているこの赤い粘膜を……、ほらっ」
「あぁっ、いやっ、いやぁぁ~、」
「敏感そうな粘膜ねぇ、毛先でチクチクしてあげましょうかぁ?」
女将さんは筆を細かく上下に動かし始めた。細かく上下と言っても、それほ
ど早くはない。1秒に一回といった感じの、まさに機械的な刺激だった。
しかもその毛先は、グイグイと押し付けられるわけではなく、あくまでフェ
ザータッチなのだ。そしてもちろん、フワフワと触りながら縦横無尽に移動
していく。

「はぁぁ~ん、もう、もう……、あぁぁ~ん、女将さぁ~ん」
「んん? なぁにぃ~」
「……」
「言えないのかしらぁ~? あぁそうかぁ、オシッコの穴を責めて欲しいの
ねぇ~。いいわよぉ~」
「えっ? そんなこと言ってない、あぁん、あぁん、そんなとこだめぇ~」
「この小ちゃい可愛い穴を……、ねぇ~」
「いやっ、いやよぉ、そんなとこいやぁ」
「そうだっ、綿棒があるから使ってみましょうか……。久留美ちゃんならオ
シッコの穴も感じるようになるかも……」
「綿棒って、そんなもので」
「あらっ、ちょうどいいじゃない」

そしてあたしは生まれて初めて、尿道を責められることになるのだった。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土