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あなたの燃える手で

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小料理屋の二階

22 
女将さんの舌が、下半身へと近づいていく。

あたしの両足は膝を曲げて縛られ、両手は十字架の横木のように布団の下を
通った一本の縄で縛られている。あたしは自らの体重でその縄を押さえつけ
ているわけだ。布団の下を通った縄は、思った以上に体を拘束するようだ。
一方女将さんは下半身を布団の上に投げ出し、舐めるというか味わうという
か、舌を這わせながらあたしの下半身へと降りてくる。
しかし軽くなった上半身で身悶えたくても、この縄がそれを赦さない。
女将さんは半ばあたしの股間へ乗り上げるようにすると、更にその位置を微
調整するように決めた。そして両手でそっと、あたしの花びらを左右に開い
た。

「うっふふっ。綺麗なおま◯こね」
そう言ってあたしの曝け出された粘膜に、優しく息を吹きかけた。
「あぁぁん、女将さん……」
「若くてまだまだ青い蕾。ううん、青過ぎるくらい……」
首を上げて女将さんを見ると、その目はあたしの "そこ" を凝視している。
「あぁ、そんなに見ないでっ、恥ずかしいですぅ」
「あらっ、そんなこと言われたら余計見たくなっちゃうわ。もっとよく、も
っと近くでよぉ~っく見てあげる」
女将さんは顔をそこに近づけ、ニヤリと微笑みながら花びらを拡げた。
「あぁぁ~ん、だめぇぇ~」
「うっふふっ。どうぉ? 青くてまだ硬い蕾を強引に拡げられた気分は」
「いやっ、だめっ、もうだめぇ」
「だめじゃないでしょう。これからこの蕾をじっくりと、たっぷり時間を掛
けて泣かせてあげますからね。じっくり、たっぷりよ……」
「そ、そんなこと……」
「この間はほんのお通しを出しただけ」
「お通し……、って」
「でも今日はメインよ。久留美ちゃんが泣いても藻搔いてもやめないの」
「えっ……?」
「それどころか、悶えれば悶えるほど、赦しを乞えばこうほど、お料理は美
味しくなるの。だからいっぱい悶えて頂戴。きっと美味しくなるわ」
「もう、女将さぁん」
「敏感なのよねぇ~、胡桃ちゃんここ。敏感過ぎるっくらい敏感。それって
性感体質の証拠よ。開発すればもっともっと感じるようになる」
「えっ……」
「あたしが開発してあげる。感じて感じて堪らない、あたしなしじゃいられ
ない体にね。まず手始めに、これで……、ほらっ、見て」

そう言っていつの間に手にしたのか、女将さんは右手に摘んだものをあたし
に見せつけるように差し出した。
「えっ? 筆……?」 
「そう、習字の小筆。新しいから真っ白でしょう。腰を折って穂先はバラバ
ラにしてあるの。これで敏感なここをぉ……」
皆まで言わずとも、女将さんの言わんとしていることはいやでもわかる。
「えっ? いやっ、嘘でしょう。そんな、そんなの.……」
「バラけた穂先でね、そぉ~っと触るの。触るか触らないかのフェザータッ
チ。堪らないわよぉ~、筆でされたら……。うっふふふっ」

女将さんは手にした筆の穂先を、あたしの "そこ" に近づけた。


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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土