7その銀色に光る金属棒は、先が2センチくらい "への字" に曲がっており、先端には玉が付いていた。真弓はその棒を、クスコで拡げたままの御堂のソコへと差し込んでいった。金属棒、いや先の曲がったマドラーというべきか。それは銀色のクスコのトンネルを抜け、そのさらに奥、紅い粘膜のトンネルへと届いた。すると真弓は、指先でマドラーを "クルッ" と回した。「先を上に向けて……。アソコを……、ほらっ、ココね」マドラーの玉が...