6小春の顔をウットリと眺めながら、ひとしきり唾液を混ぜ続けた椿は、ようやくその指を彼女の口から抜き出した。「さっ、いいわよぉ。飲みなさい」小春は喉を鳴らすように、それを飲み込んだ。「どう? 美味しいでしょう」「うん、美味しい」涙目だった目がニッコリと笑う。するとその目に椿の母性が目覚めていく。「可愛いわねぇ、小春」椿は頬を小春の頬に擦り付けた。「もう、ママぁ」「うふふっ、それじゃあママが気持ちよく...