4気がつくと小春は、椿の背中に両腕を回していた。「あぁぁ~ん、ママぁ」「どう? 小春。女同士、女と女っていいでしょう?」「うん。いい」 「肌だってスベスベで、触り方だって男みたいに乱暴じゃないわ。優しく感じるように触るの。それになにより……」「なにより?」「女は女の感じるところをよく知ってるわ。どう触って欲しいのか。どう舐めて欲しいのか。女の体は女が一番よく知ってるの。そう思わない?」「思う」「だか...