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あなたの燃える手で

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Archive2018年11月17日 1/1

緋色の奥義

其の三淫靡衆の烏が海面を歩いて江ノ島へ渡った頃、閻魔衆の椿は奥義書の一行の宿の壁を、音も立てずに飛び越え庭に降り立った。「だから言ったじゃん。こんなのチョロイってさ……。しかもこんなオンボロ宿……」椿は庭から宿の壁を亜尻上がり一階の屋根に、そして一行の止まる二階の屋根へと飛び乗った。「うふっ、綺麗な満月……」そんな二階の屋根から満月を見ていた椿の姿が、烏の目に留まった。「おやっ、おやおや、あれはぁ~?」...

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土