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あなたの燃える手で

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白い魔女

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千鶴のリハビリは主に屋上で行われることが多かった。
転んだ時など下がコンクリートということが心配ではあったが、沙也加が補助
に付く為、千鶴も安心してリハビリに専念できた。
「さぁ、今度は松葉杖無しでここまで歩いてみて」
松葉杖を手摺りに立てかけながら、千鶴から10メートルほど離れた。
「うん」
全身の筋肉を緊張させ、両手でバランスをとりながら、千鶴がヨチヨチと歩き
出した。その瞳は沙也加の足もとをじっと見据えている。
「ちーづーるー。がんばれ、がんばれ千鶴」
両手でメガホンを作り応援する沙也加。目の前まで来た千鶴を今度は両手を伸
ばして、その胸に迎え入れた。
沙也加の声援にも支えられ、千鶴は歩く距離を日に日に伸ばしていった。
「大丈夫? 今日はこれ位にしとく?」
「ううん、もう1回。今度は15メートル」
「いいのよ無理しないで。また明日にしましょう」
「あたし辛くない。沙也加となら辛くないよ。でも、もう少し歩けるようにな
ったら退院だね。チョット寂しいな」
「千鶴……」
「だからって、あたし一人の為にいつまでもベッド使うわけにいかないじゃん。
患者さんはドンドン来るんだし。さぁ、歩くよ」
千鶴は明るく、それでいてどこか悲しげな笑顔を浮かべた。


御堂は楽しそうに、悶えるゆかりの顔を覗き込んでいる。
そして思い出したように胸の果実を口に含んでは舌でねぶり、摘み上げては指
先で弄んだ。そして蜜壺に差し込んだ4本の指に、5本目の親指を加えようとし
ていた。
「さぁ、入るかしら?」
「むっ、無理ですぅ。そんなのぉ」
「でもあと1本よ。入るんじゃない」
「ああっ、やめてぇ、そんな。入るわけな……」
御堂は5本の指先を一つにまとめ、円錐状になったその右手をゆかりの蜜壺に
押し込んでいった。
「ああぁっ、待って、そんな無理ですぅ」
「まずは、どこまで入るか試してみましょうか?」
そう言いながら御堂は右に左に手首を捻り、蜜壺を拡げてゆく。
手首を捻るたびにゆかりの腰が浮き上がり、引き絞るような喘ぎが口から漏
れた。
「ひぃぃ~。あぁぁ~。やめてぇぇ~ひぃぃ」
「ほぅ~らぁっ、ほぅ~らぁっ、ほらっ、ほらっ」
段々とトーンが高くなってゆく御堂の言葉と連動するように、手首がグリグリと
蜜壺を責めたてる。

その頃院長の真弓は、自宅で献体の契約金のチェックをしていた。

Comments 2

マロ  

退院を機に患者と看護士を超えた関係になるのか?
気になりますね。

御堂の責めはやっぱりいやらしいですね(笑)
いずれフィストまでいくんでしょうか・・・実は嫌いじゃないですが(笑)

暑い日々ですが、頑張って下さい。

2007/07/25 (Wed) 22:04 | EDIT | REPLY |   
蛍月  
マロさん、こんばんは

「白い魔女」も章で言えば、最終章に入ります。
ここらで、そろそろ”ドンデン返し”といきたい
ところなんですが・・・。

2007/07/26 (Thu) 20:59 | EDIT | REPLY |   

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土