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あなたの燃える手で

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夢の森鍼灸院

Episode 3-3
チュンリーさんが新たに鍼を持った。
でもそれは今までの鍼とは違って、長さが2センチ程しかない。見た感じそれ
は鍼と言えば鍼だけど、指先に隠れてしまいそうなそれはあまりに短い。
「それも……、鍼? ですか……?」
「そうよ。これぞ裏経絡の神髄、極鍼よ」
「きょ、極鍼?」
「この鍼を何処に入れると思う?」
「全然分かりません」
「そりゃそうよね。これはねぇ、ココに入れるのよ」
チュンリーさんの指があたしの1番敏感なアソコ、つまりクリちゃんに触れ
た。それだけでもう、爆弾のような快感があたしの中で破裂する。
「あぁぁっ、あぁぁ~ん」
「もう、ホントに敏感なんだからぁ」
「だってチュンリーさんが……」
「そう、それじゃこの鍼を入れたら、もっと大変なコトになるわねぇ」
指先はクリちゃんのスグ上を伸ばすようにすると、そのまま止まった。
「ココは上極天のツボ。言わば快感を強めるアクセルね」
「アクセル……?」
言っている意味がよく分からず、あたしが言葉を失っていると、チュンリーさ
んは、上と同じように今度はアソコの下を伸ばした。
「そしてココが下極天……。こっちは快感のブレーキ」
「ブレーキ……?」
相変わらず言っている意味がよく分からない。それに痛みがないから刺された
感も無いし。でもどうやらアソコの上下に、さっきの極鍼が刺さったらしい。
でも残念なのは、体が動かないからそれが見えないコト。
「まだピンとこないでしょう? でもこの鍼を使われた人はみんなそうなの。
でもね、スグにこの意味が嫌って言うほど判るコトになるわ」
「そ、そうなんですか?」
「そうよ。まずはこのプックリとしたクリちゃんをこれで……」
チュンリーさんはいつの間にか手にした筆を見せると、それでクリちゃんをく
すぐるように刺激した。
「あぁっ、あはぁぁ~、いやっ、なに? あぁだめっ、逝きそう~」
「んん~、もう少し上を深く……、して」
チュンリーさんは、上極天に刺した鍼をもう少し入れたようだ。
「はい、もう1回、ほぉ~らっ」
また筆の穂先がクリちゃんをくすぐる。するとさっきより強い快感が生まれ、
あたしは一気に絶頂へ連れて行かれそうになった。
「ひぃぃ~、逝くっ、逝く逝く逝っちゃうぅ」
「おっと、やっぱり逝っちゃうわねぇ。それじゃ、下も少し入れて……」
そう言って今度は下極天に刺した鍼を少し入れた。
「さぁ、これでどうかしらぁ~」
そしてまた穂先がクリちゃんをくすぐって……。
あたしは性懲りもなくまた逝きそうになる。でもその時、あたしの体に不思議
なコトが起こった。
「はぁぁ~、逝くっ、逝く逝く逝っちゃうぅ~、あっ、あれっ、なに……?」

逝くと思ったその瞬間、逝ってない。って言うか、逝ってるんだけど逝ってな
い。あぁもう、自分でも何言ってるか分かんないけど、とにかく逝けそうで逝
けない、逝ったようで逝ってない。そんなギリギリで中途半端な快感があたし
を襲い続けている。

そしてあたしはやっと気が付いた、さっきチュンリーさんが言っていた、アク
セルとブレーキの意味を……」

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女が女をじっくりと、生殺しのまま犯していく。その責めに喘ぎ仰け反る体。それは終わり無き苦痛と快楽の序曲。     
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更新日:日・水・土