21 あたしはシリンダーをゆっくりと押し込み、残り50ccの浣腸液をつぐみの直腸に流し込む。「あぁぁ~苦しいぃ~、もう、もう……」その声を聞いて、あたしは "ゾクッ" とした感覚を感じた。「どうしましたぁ? 中園さん。まだ終わりませんよぉ。もう一本いれますからね」「えっ? もう一本……」「そうですよ。今と同じ量を入れますからね」「で、でも、もう無理。もう入りません」「大丈夫。浣腸は本人の感覚以上に入るものですか...