39院長の指が、時江を絶頂に駆り立てるように動いた。「逝きなさい。媚薬でこれだけ感じて逝くところをよく観察させて」当然、時江は一溜まりもない。「ひぃぃっ、ひぃぃ~、逝くっ、逝っくぅぅぅ~、ひぃぃ~いぃぃぃ~」ガラガラと崩壊する理性。濁流のような快感。そして彗星のように長く尾を引く悦楽の余韻。それらが混ぜ合わさりながら時江に襲いかかった。動かぬ腰をガクガクと痙攣させ、口はパクパクと虚空に酸素を求めた。...